レストラン列車丹後くろまつ号に2020年に乗車してきましたので写真を交えながら、予約方法・運賃・料金・運転日・時刻・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子、見どころや車窓からの景色なども併せて記事に纏めましたのでご参考にしていただければと思います。
レストラン列車丹後くろまつ号観光列車とは、どんな列車
京都丹後鉄道には宮津線と宮福線からなり前身は旧国鉄・宮津線の第三セクターとして開業した北近畿タンゴ鉄道です。沿線には日本三景で有名な「天橋立」があり、実際に歩くのもよし、天橋立ビューランドから眺めるのもよし、観光には事欠きません。この京都丹後鉄道にはいくつかの観光列車が運行されています。今回は観光列車「くろまつ号」をご紹介します。KTR700形を水戸岡鋭治氏のデザインによりリニューアルして2014年から運行しています。 車両のコンセプトは「海の京都の走るダイニングルーム」の通り食を楽しむ列車です。車内は天然の木を贅沢に使って落ち着いた雰囲気になっています。ここからは車内の様子をご紹介いたします。
車両の編成
1両で運行しています。KTR700形をリニューアルを改造しました。デザインは水戸岡鋭治氏です。(天橋立駅にて)


車内へご案内
ここから座席表と共に写真を交えながら車内をご紹介いたします。









車内設備
トイレはあります。
レストラン列車丹後くろまつ号に乗ってみた(乗車記)
今回は福知山⇒天橋立のスイーツコースに乗車して来ました。このコースは2019年10月~2020年3月の設定コースでした。ご紹介しているスイーツは最初の運転停車駅「荒河かしの木台」で出てきました。次が牧駅で「丹後の海」と交換の運転停車の時でした。列車の揺れが無い時にスイーツが食べられるの良かったと思います。福知山⇔天橋立の宮福線は新しい路線でトンネルも多くあまり車窓を楽しむ路線ではありませんがスイーツを頂きながらの列車旅を楽しむ事が出来ました。アテンダントの方々ありがとうございました。
レストラン列車丹後くろまつ号での楽しみ方
ここからはここからはレストラン列車丹後くろまつ号での楽しみ方をご紹介します。
食事
レストラン列車ですから食事は楽しみですね。くろまつ号は4つのコースが用意されていて季節ごとにコースも変更になります。今回は2020年3月の福知山⇒天橋立「スイーツコース」に乗車して来ましたのでその際の写真をご紹介します。


- コウノトリ米のシフォンケーキ(安納芋とキャラメル)
- 丹後由良みかんのコンポートジュレ・氷上牛乳のとろけるミルクプリン
- 林檎のフロマージュクリュ
- 栗のロールケーキ・オレンジと紅茶のショートケーキ・マカロン・パリジャン(ショコラ)
- 天滝ゆずのマーマレードを添えた英国伝統のスコーン
- 季節のフルーツタルト(苺のタルト)・赤すぐりと木苺のパート
- ド・フリューイ
- 【ドリンク】丹鉄珈琲
- 【お土産】素材の風味を活かし香ばしく焼き上げた新作サブレ3種の詰め合わせでした。



最後に【お土産】素材の風味を活かし香ばしく焼き上げた新作サブレ3種の詰め合わせを頂きました。
乗車記念
くろまつ号専用の乗車記念証が頂けます。記念撮影用のボードも用意されています。




車窓からの景色
京都丹後鉄道は若狭湾の絶景を楽しむ事が出来ます。今回の乗車は福知山⇔天橋立の列車でしたので若狭湾の絶景は見ることが出来ませんでした。但し、この区間では宮福線内では二俣ー大江神宮内宮間で一旦停車します。又画像ではご紹介出来ませんが宮津到着後、列車は方向転換をして天橋立駅を目指します。この宮津駅から天橋立駅間で海の景色を少しですが楽しむことが出来ます。又一瞬ですが天橋立も見る事が出来ます。


見づらいですが右手の奥に元伊勢内宮 皇大神社が見えます。アテンダントさんの話を聞くまで知りませんでしたが、伊勢神宮が現在の場所に決まるまでの90年の間に25か所も場所探しをしたのが伊勢神宮。その伊勢神宮の候補に挙がった場所がここだそうです。で、元伊勢と言うらしいです。
若狭湾の絶景が見える栗田ー丹後由良ー丹後神崎間は「あかまつ」号でご紹介しています。詳しくは⇒あかまつ号をご覧ください。
車内販売
レストラン列車丹後くろまつ号にも販売カウンターがあります。

車内限定商品も販売されます。今回はお土産に京都丹後鉄道の付箋紙とくろまつ号の手拭いを購入。
オススメ座席
乗車する人数で座席も限定されてしまうので何とも言い難いところですが福知山⇔天橋立の列車では天橋立駅の手前で少しですが天橋立を見ることが出来ます。又天橋立⇔西舞鶴の列車では奈具海岸での停車など若狭湾の絶景を楽しむ事が出来ます。いづれも2名BOX席が良いですね。
レストラン列車丹後くろまつ号に乗ったら訪れてみたい観光地
ここではレストラン列車丹後くろまつ号に乗ったら訪れておきたい観光地をご紹介いたします。
天橋立
日本三景の1つ天橋立。くろまつ号も天橋立駅に停車します。天橋立の情報は京都丹後鉄道観光列車丹後の海号のページでご紹介しています。詳しくは⇒丹後の海号をご覧ください。
アクセス
観光列車あかまつ号の始発駅は西舞鶴か天橋立・福知山駅です。3駅とも京都から直通特急が運転しています。
レストラン列車丹後くろまつ号に乗るには
レストラン列車丹後くろまつ号は全車指定の為、予約が必要です。発売日・予約方法は下記を参照下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の3か月前の10時から3日前まで京都丹後鉄道のホームページ又は電話(予約センター)からになります。空席照会・予約が可能です。座席は指定席です。シートマップが表示されるので座席指定も可能です。
運行情報
ここではレストラン列車丹後くろまつ号の運転日や時刻・停車駅などをご紹介します。
運転日
レストラン列車「くろまつ号」は金曜日・土曜日・休日に運転しています。運転日は京都丹後鉄道のホームページで再度確認下さい。
時刻・停車駅
観光列車くろまつ号の時刻を掲載しています。詳しくは下記の表を参照してください。運転時刻は京都丹後鉄道のホームページで再度確認下さい。
出発時間 | 到着時間 | |
モーニングコース | 福知山 10:08 | 天橋立 11:48 |
ランチコース | 天橋立 13:05 | 西舞鶴 14:50 |
スイーツコース | 天橋立 16:05 | 西舞鶴 17:24 |
運賃・料金
全区間、指定席です。レストラン列車の為、特別料金が設定されています。
コース名 | 料金 |
モーニングコース | 7,000円 |
ランチコース | 14,500円 |
スイーツコース | 5,500円 |

料金に含まれるのは
食事料金
京都丹後鉄道1日フリー切符