2020年9月から運行が開始されたWEST EXPRESS銀河号。現在、コースは山陰(出雲)と山陽(下関)紀南(新宮)コースと3コースで運行しています。今回は2025年3月に山陰コースに乗車してきました。ここから京都駅からのWEST EXPRESS銀河号の乗車の様子をご紹介いたします。列車の車内の様子などは別ページにてご紹介しています。詳しくは⇒WEST EXPRESS銀河号を併せてご覧ください。
京都~姫路


WEST EXPRESS銀河号は京都駅 31番線からの発車です。
入線は20時53分でした。
定刻21時15分に出発です。
今回は姫路での駅そばが目当ての為、金曜発に限定。当然ながら「みどりの窓口」で1ヶ月前に10時打ちです。本当は前回と同様にグリーンを取りたかったのですが・・何とかクシェットの下段を取ることが出来ました。早速、車内へ。WEST EXPRESS銀河号は夜行列車として使用されますが寝台列車ではないのでクシェットにはブルートレイン当時の掛布団や浴衣や枕等の設備はありません。ただ、枕カバーともブランケットは備えてあります。下段のみカーテンがありますが全部を隠すことが出来ません。女性の方は2号車に女性専用の更衣室があるので安心です。
出発後、4号車へ・・夜行列車で車内販売はありませんでした。が乗車記念証が置いてあります。作成は米子車掌区さんです。


列車は京都駅を出ると新大阪・大阪・三ノ宮・神戸・西明石と停まって・・いよいよ姫路です。
姫路~生山

姫路に定刻23時48分の到着です。



いよいよお待ちかねの姫路駅名物の駅そばです。
予約も不要なので安心です。 美味しくいただきました。

翌朝の朝食用に特製弁当も購入しました。お弁当は数量限定でした。要注意です。

姫路の出発は0時42分です。
因みに姫路駅到着後、姫路城がライトアップされていました。恐らく、桜の開花のシーズンだからなのか・・ホームからその姿を見る事が出来ました。
姫路を出発後次の停車駅は翌朝の生山駅です。ここから就寝・・・ずううう
クシェットの寝心地ですが、シートは結構フカフカなので問題ないですがモーター音が気になる方はうるさいと思います。そもそもWEST EXPRESS銀河の車両は関西圏で通勤電車(主に新快速)で活躍していた117系電車をリニューアルしたものなので仕様自体が優等列車仕様ではないので仕方がない所かと思います。
列車は途中、岡山で2時間ほど運転停車をするのでここで静かに寝れると思います。
生山~米子
目が覚めると間もなく生山に到着です。


生山駅には6時02分に到着 32分の停車です。
地元の方のお出迎えです。
下の写真は金曜日発(現地土曜)に頂ける生山駅でのおもてなし。



日南町福万来(ふくまき)地域は自然豊かな場所で日本でも有数の「ヒメボタル」の生息地らしく又、特別天然記念物のオオサンショウウオが多く生息しているそうです。
又、生山駅とお隣の上石見駅は100年越えの歴史ある駅です100年記念の記念券が販売していたので購入。駅ではポストカードとティッシュペーパーも頂きました。





生山駅には歴史を振り返る展示もあります。
懐かしのヘッドマークもありました。
生山駅を出発後、昨日購入したお弁当と生山駅で購入した日南町のトマトジュースとテイクアウトしたミネストローネを頂きました。


米子までは1時間20分ほどです。米子到着前に本当は大山を見る事が出来るはずが・・・今回は残念ながら天気に恵まれず見る事が出来ませんでした。
米子~松江

米子には07時52に到着です。


米子駅では米子城の武者隊の方々のお出迎えがありました。
米子は境港まで乗り換え駅です。
境港まではゲゲゲの鬼太郎列車が走ってます。
米子を8時18分に出発すると安来駅です。足立美術館の最寄り駅です。金曜発は停車時間が短い為、おもてなしがありません。後日、足立美術館へ行った際に安来駅に立ち寄って・・

安来駅のおもてなしでも販売される清水羊羹を購入することが出来ました。
安来駅を出ると次の停車駅は松江です。途中、進行方向右手に少しの間ですが中海を望めます。
松江~出雲市

松江には8時04分に到着。 本来であれば「まつえ若武者隊」のお出迎えがあるのですが生憎、対象外日でした。
松江を出発すると程なくすると宍道湖が見えてきます。


ここで4号車で展示されていたGINGA♡SANINミュージアムでの品々をご紹介します。





その他に行灯や銀河てぬぐいや出雲形勾玉など山陰地方の特産品や伝統工芸の展示がされていました。
列車は松江を出発した後、玉造温泉・宍道駅に停車し終着駅出雲市駅に9時39分に到着しました。
この後、出雲大社や足立美術館・松江城・境港の町など旅を満喫しました。
乗車記念
ここでは今回頂いた乗車記念をご紹介します。紀南コースとは全くタイプが違います。


切符を挟み込めるタイプで以前に乗った観光列車「花嫁のれん」やベル・モンターニュ・エ・メールと同じタイプで乗車記念としてはいいですね。