観光列車びゅうコースター風っこ号に2018年・2023年に乗車してきましたので写真を交えながら、予約方法・運賃・料金・運転日・時刻・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子、見どころや車窓からの景色なども併せて記事に纏めましたのでご参考にしていただければと思います。
観光列車びゅうコースター風っこ号とは、どんな列車
仙台地区で貨車をトロッコ仕様で運転していた列車の入れ替えで2000年から運行を開始しました。キハ48系をトロッコ仕様に変更しています。運用は多岐にわたり東北のローカル線を主な線区とし臨時列車として運転しています。春から秋は窓を開放して自然の風を存分に取り入れる事が出きます。冬は備え付けのストーブを使いストーブ列車として運転しています。
車両の編成
キハ48形を改造リニューアルして基本は2両編成で運転しています。


車内へご案内
ここでは座席表をご紹介しながら車内の様子をご紹介いたします。1号車・2号車ともに座席は同じ仕様です。
1号車
トイレ付車両です。座席定員64名です。座席表と車内の全景、座席の様子をご紹介します。




2号車
イベント用のフリースペースがある車両です。座席定員72名 冬はストーブを設置してストーブ列車に変身します。ここでは車内の全景とイベントスペースに設置されているストーブの様子や座席表をご紹介します。




観光列車びゅうコースター風っこ号に乗ってみた(乗車記)
ここでは簡単ですが2回乗車した際のレポートを写真を交えながらご紹介いたします。
風っこストーブ湯けむり号
2018年1月27日28日の2日間運転された「風っこストーブ湯けむり号」に乗ってきましので、車内の様子をご案内します。今回の行程は「風っこストーブ湯けむり号」で鳴子温泉へ その後新庄へ抜けて「とれいゆつばさ」に乗って帰京する行程ですが、2~3日前からの東北地方は豪雪で奥羽本線は軒並み遅れや運休が続発。この日も朝は通常運転でしたが結局遅れが出始めた為、今回は残念ながら「とれいゆつばさ」をあきらめて帰京しました。仙台についたのは8時30分過ぎ。早めに到着して編成全体を撮影しました。しかし、仙台地方もかなり雪が・・寒さもあり軒並み遅れが 「風っこストーブ湯けむり号」も入線が8分遅れでやっと入線です。


イベント車両?として「みのり」中間車を増結。「みのり」の中間車が顔を出してます。
この日の予定時刻は下記の通りです。
仙台09:13---松島09:34---09:51小牛田09:53---10:03古川10:14---岩出山10:31---有備館10:34---川渡温泉10:50---鳴子御殿場10:56---鳴子温泉11:01
しかし、入線が8分遅れをそのまま引きずり09:21に仙台を発車しました。




さて、お楽しみのストーブは2号車に設置されています。出発直後からストーブの回りは人だかりでごったがえしてました。みなさん各々イカやチーズ等を持ち込みストーブで焼いていました。用意のいいかたはトングもお持ちになってました。


小牛田に停車後、古川に停車。


古川駅を出発後、新幹線からのお客様も乗車になり満席になったので「みのり」車両に避難



岩出山駅で上り列車と交換
で、冒頭の通り、今回はここで下車して、折り返し小牛田に戻り女川へ乗り鉄をして帰京しました。
風っこ只見線夏休み号
ここでは2023年7月に風っこ只見線夏休み号に乗車した際の写真などをご紹介します。


列車は定刻に会津若松駅を9時47分に出発。途中、西若松駅に停車後しばらくのどかな田園風景の中でを走ります。


会津坂下駅を10時29分に出発すると只見へ向けて山を駆け上がります。次の停車駅会津柳津駅は福島の名産品赤べこの発祥の地、会津柳津駅に10時50分に到着。会津柳津では観光協会の方が乗り込みPRです


会津柳津駅を10時51分に出発して、いよいよ只見線のメインが続く只見川橋梁へ。只見川橋梁を通過中は徐行運転して頂けました。







会津川口駅に11時40分に到着。
9分停車後、11時49分に只見へ向けて出発です。








只見駅には定刻12時36分に到着しました。乗車当日は天気も良く大きく窓が開いた列車で只見線を満喫することが出来ました。


観光列車びゅうコースター風っこ号の楽しみ方
ここではびゅうコースター風っこ号のお楽しみをご紹介します。因みに2回乗車しましたが、びゅうコースター風っこ号では記念乗車証や記念のボードは用意されていません。
車窓からの景色
びゅうコースター風っこ号はトロッコ仕様なので窓を開けて解放的な車窓をお楽しみください。ただ、側面の窓の解放(トロッコ仕様)は水郡線や只見線等、線区によって決めているそうです。そのため冬場や線区によっては窓を開放しない事があるそうなので・・・
冬のストーブ列車で
今では冬の風物詩になりつつあるストーブ列車。有名なのは津軽鉄道ですが、JR東日本でも「びゅうコースター風っこ」を使用したストーブ列車を各地で運転しています。
オススメ座席
座席は走る線区によって変わるのでここがベストとはご紹介出来ませんが、窓側がA・D席です。進行方向の向きは座席表で確認してみてください。
観光列車びゅうコースター風っこ号に乗るには
観光列車びゅうコースター風っこ号は全車指定の為、予約が必要です。発売日・予約方法は下記を参照下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口 主な旅行会社 インターネット(JR東日本えきねっと)で予約可能です。インターネットで空席照会も可能です。シートマップは表示されません。
【えきねっと】での予約はこちらからびゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと上の緑のバー一番左【きっぷ予約・変更】からお進みください。
運行情報
ここでは観光列車びゅうコースター風っこ号の運転日や時刻・停車駅などをご紹介します。
運転日
びゅうコースター風っこ号は臨時列車として土曜日・日曜日・祝日を中心に運転しています。運転日についてはJR東日本のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。
7月 | 5日・6日・19日~21日・26日・27日 |
8月 | 2日・3日・9日~11日 |
9月 | 6日・7日・27日・28日 |
時刻・停車駅
観光列車びゅうコースター風っこ号の停車駅は下記の表をご覧ください。運転時刻と共に掲載しています。時刻表・停車駅は再度JR東日本のホームページや市販の時刻表等で確認下さい。
列車名 | 出発時間 | 到着時間 | 運転日 |
風っこ夏の奥羽本線号 | 横手 10:05 | 新庄 12:26 | 4月5日6日 |
新庄 13:58 | 横手 16:38 | ||
風っこ只見線満喫号 | 会津若松 09:12 | 只見 11:57 | 4月26日.27日 5月3日~6日 |
只見 12:48 | 会津若松 15:55 | ||
風っこうみねこ号 | 八戸 11:06 | 久慈 13:03 | 5月24日 |
久慈 14:12 | 八戸 15:59 | ||
風っこ奥久慈号 | 水戸 09:39 | 常陸大子 11:51 | 5月25日 |
常陸大子 15:05 | 水戸 17:20 |
運賃・料金
観光列車びゅうコースター風っこ号は基本的には快速列車として運転します。全車指定席です。乗車券のほかに指定席券が必要です。運賃については乗車区間の運賃が必要です。(快速列車として運転の場合、青春18きっぷも使えます。)
指定席料金:大人840円 子供420円