観光列車あかまつ号に2018年に乗車してきましたので写真を交えながら、予約方法・運賃・料金・運転日・時刻・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子、見どころや車窓からの景色なども併せて記事に纏めましたのでご参考にしていただければと思います。
観光列車あかまつ号とは、どんな列車
京都丹後鉄道には宮津線と宮福線からなり前身は旧国鉄・宮津線の第三セクターとして開業した北近畿タンゴ鉄道です。沿線には日本三景で有名な「天橋立」があり、実際に歩くのもよし、天橋立ビューランドから眺めるのもよし、観光には事欠きません。この京都丹後鉄道にはいくつかの観光列車が運行されています。今回は観光列車「あかまつ号」をご紹介します。KTR700形を水戸岡鋭治氏のデザインによりリニューアルして2013年から運行しています。 車内は水戸岡デザインそのままにソファー席からカウンター席にBOX席、販売カウンターも備えています。あかまつ号は主に予約制の列車で運用しています。ここからは車内の様子をご紹介いたします。
車両の編成
1両で運行しています。


あかまつ号のエンブレムです。
車内へご案内
ここから座席表と写真を交えながら車内をご紹介いたします。













車内設備
トイレはあります。
観光列車あかまつ号に乗ってみた(乗車記)
今回は翌日に控えている奥出雲おろち号の記事を書くために、米子へ入る関係上、天橋立ー東雲間の乗車となりました。福知山から「あおまつ」に乗車して天橋立駅到着。到着後そのままホームで待機していましたが・・残念なことにホームには乗り口の案内表示がありません。「あかまつ」は予約制ながら席が自由なんです。結局早目めにホームに入りながら窓側(海側)の席をとることが出来ませんでした。因みに発着番線も変わると思いますが2018年5月現在の「あかまつ2号」の天橋立駅の乗車位置は3番線の連絡橋階段の付近です。又、「あかまつ」の乗車口は天橋立方の1つのみ使用です。
さて、列車は定刻12時に西舞鶴向けて走り出しました。車内では2名のアテンダントが観光ガイド等しながら列車は走ります。最初の見どころは宮津ー栗田(くんだ)間で少しの時間ですが、天橋立を見る事が出来ます。そして、この路線の最大見どころ栗田ー丹後由良間です。ここでは列車は一旦停車してくれます。その後、丹後由良ー丹後神崎間では由良川を渡るところが絶景区間です。撮り鉄さんの撮影スポットとしても有名な所です。

丹後神崎を出た付近で、アテンダントさんのくじ引きがあり「あおまつ」の缶バッジを頂きました。
間もなくすると、東雲に到着。今回はここまでです。木曜日にも関わらず、車内はそこそこ混みあっていて車内の写真が良く撮れませんでした。
観光列車あかまつ号の楽しみ方
ここからは観光列車あかまつ号での楽しみ方をご紹介します。
乗車記念
記念乗車証です。中に整理券を挟んでおくことが出来ます。JR西日本の「花嫁のれん」や「ベル・モンターニュ・エ・メール」もこのような記念乗車証でした。


車窓からの景色
観光列車あおまつ号は京都丹後鉄道最大の絶景区間、栗田ー丹後神崎間を走ります。ここから車窓からの景色をご紹介いたします。
宮津ー栗田(くんだ)

遠目ですが、この区間で天橋立を見る事が出来ます。
栗田(くんだ)ー丹後由良
この区間が京都丹後鉄道の中で一番の絶景区間です。一旦停車や徐行運転をするので景色を十分に楽しむことが出来ます。




丹後由良ー丹後神崎
ここは鉄道ファンの特に撮り鉄さんの中では有名撮影スポットです。


車内販売
観光列車あおまつ号はサービスカウンターを備えています。飲み物やおつまみ、オリジナルグッズの販売を行っています。
オススメ座席
カウウター座席と2人用のBOX席が海側です。但し、席は自由席なので・・・因みにカウンター席は5席ですが運転席側の1席は窓が無いのでご注意下さい。
観光列車あかまつ号に乗ったら訪れてみたい観光地
ここでは観光列車あかまつ号に乗ったら訪れておきたい観光地をご紹介いたします。
天橋立
日本三景の1つ天橋立。あおまつ号も天橋立駅に停車します。天橋立の情報は京都丹後鉄道観光列車丹後の海号のページでご紹介しています。詳しくは⇒丹後の海号をご覧ください。
アクセス
観光列車あかまつ号の始発駅は西舞鶴か天橋立です。両駅とも京都から直通特急が運転しています。
観光列車あかまつ号に乗るには
観光列車あかまつ号は乗車には予約制で整理券が必要な為、予約が必要です。発売日・予約方法は下記を参照下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の3か月前の10時から予約センター又はWILLERのホームページから予約可能です。インターネットでは空席照会が可能です。座席は予約制ですが全席自由席です。席は当日の先着順になります。
運行情報
ここでは観光列車あかまつ号の運転日や時刻・停車駅などをご紹介します。
運転日
原則毎月、火曜日・水曜日に運転しています。祝日は運転しません。又、車両点検などで運転しない日もあります。詳しくは京都丹後鉄道のホームページや市販の時刻表で再度、ご確認ください。
時刻・停車駅
丹後あかまつ号の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記の表を参照してください。時刻や停車駅については京都丹後鉄道のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。
出発時間 | 到着時間 | ||
1号 | 西舞鶴 10:13 | 天橋立 11:01 | 四所・東雲・丹後神崎・丹後由良・栗田・宮津 |
3号 | 西舞鶴 13:14 | 天橋立 14:02 | 四所・東雲・丹後神崎・丹後由良・栗田・宮津 |
2号 | 天橋立 11:33 | 西舞鶴 12:20 | 宮津・栗田・丹後由良・丹後神崎・東雲・四所 |
4号 | 天橋立 14:48 | 西舞鶴 15;:50 | 宮津・栗田・丹後由良・丹後神崎・東雲・四所 |
運賃・料金
あかまつ号は全区間予約制です。運賃の他に乗車整理券が必要です。ここでは運賃・料金の1例を通常期料金でご紹介いたします。運賃・料金については京都丹後鉄道のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。(単位:円)
大人 | 子供 | |||
乗車券 | 乗車整理券 | 乗車券 | 乗車整理券 | |
西舞鶴ー天橋立 | 650 | 800 | 330 | 800 |