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【乗車記】リゾートしらかみ4号の橅編成に乗ってきた。

リゾートしらかみ号橅編成

日本海の絶景を車内から堪能できる路線として有名な五能線。この五能線に観光列車のリゾートしらかみ号が走っています。五能線に訪れるのは3回目ですが、今回はリゾートしらかみ号の完全乗車です。選択した列車は「リゾートしらかみ4号」です。このリゾートしらかみ4号は2018年の9月までは貴重なイベントも行われていることや、夕日を見る事が出来るか?と思いながら乗車して来ましたのでご紹介したいと思います。乗車レポートの前に簡単にリゾートしらかみ号の走る路線ご紹介いたします。

リゾートしらかみ号路線図

車窓からの景色の写真は一部、別日に撮影した物も掲載しています。

目次

青森~弘前

リゾートしらかみ号橅編成

リゾートしらかみ4号はリゾートしらかみ1号の折り返しです。13時29分リゾートしらかみ1号が到着。車内清掃が行われます。

車内清掃が終わったのは出発の5分位前でした。慌しく13時51分 定刻に発車です。いよいよ5時間のリゾートしらかみ号の旅の始まりです。

新青森を出た列車は4~5分後に早速、最初のイベントが開催されます。
津軽の伝統芸 金多豆蔵人形劇場です。

お芝居は大体20分位でした。
開催場所は4号車です。このお芝居はリゾートしらかみ号の橅編成でのみの公演です。従って、リゾートしらかみ1、4号に橅編成が入った時の特定日に実施されるようです。(4号車での公演ですが、各号車にモニターが設置されているのでどこでも見る事が出来ます。)又、この津軽の伝統芸 金多豆蔵人形劇場は普段は津軽鉄道の津軽中里駅にある「駅ナカにぎわい空間」で月に1回公演されているようです。

列車は浪岡駅付近を通過したころから右手に岩木山(別名:津軽富士)を見る事が出来ます。
リゾートしらかみ4号は14時26分に弘前に到着。

弘前~五所川原

14時30分に弘前を出発。川部駅には14時37分に到着。

ここは五能線の終着です。青森からの普通列車の接続して、14時44分に川部を出発。いよいよ五能線の絶景路線へ

川部を出たリゾートしらかみ4号は2回目のイベントが開催されます。津軽弁による昔話の語り部です。語り部は陸奥鶴田まで行われました。

リゾートしらかみ号車内イベント
リゾートしらかみ号車内イベント

リゾートしらかみ4号はイベントを行いながら鯵ヶ沢へ。鯵ヶ沢までは田園風景ですが、進行方向左手には岩木山が見えます。又林崎付近までは五能線の両サイドにはリンゴ畑が・・この時期は収穫前で赤く実ったリンゴも見る事が出来ます。途中、陸奥鶴田には15時03分に到着。ここはJR東日本「大人の休日俱楽部」の吉永小百合さんが出演されているコマーシャルで人気になった鶴の舞橋の最寄り駅です。鶴の舞橋はリゾートしらかみ号橅編成のページにてご紹介しています。

五能線車窓からの景色
林崎~板柳
五能線車窓からの景色
鶴泊~陸奥鶴田

五所川原~鯵ヶ沢

五所川原には15時09分に到着です。ここは津軽鉄道の乗り換え駅で、今ではストーブ列車が人気ですね。このストーブ列車にも乗車しました。別ページにてご紹介予定です

五能線路線図
リゾートしらかみ号青池編成

五所川原駅でリゾートしらかみ3号と交換です。青池編成でした。

五所川原を出た列車は土偶の駅木造に停車後、鯵ヶ沢へ向かいます。

木造駅

以前に木造駅にも寄りました。その際の駅の写真もご紹介いたします。

鯵ヶ沢~千畳敷

鯵ヶ沢駅に到着。ここから五能線の絶景区間に入ります。鯵ヶ沢駅を出て暫くすると列車は日本海の景色が見えてきます。

五能線路線図

千畳敷の1つ前北金ヶ沢駅で弘前行き2835Dと交換しました。

北金ヶ沢を出ると千畳敷の絶景区間です。

五能線車窓からの景色
五能線車窓からの景色

千畳敷駅

千畳敷駅には15時58分に到着です。ここで15分の停車です。駅前の道路を渡ればそこは千畳敷です。列車の交換でもないのに15分の停車。観光が出来るように配慮されています。まさにこれが本当の観光列車ですよね。因みにリゾートしらかみ1、6号は千畳敷に停車しないのでご注意下さい。ここで千畳敷の様子を少しご紹介いたします。

千畳敷駅にて
千畳敷駅に到着したリゾートしらかみ号の橅編成
千畳敷駅にて
乗客の皆さんが千畳敷へ

千畳敷と言う地名はこの他にも全国で点在していて6か所程あるようです。

千畳敷駅にて
千畳敷駅にて
千畳敷駅にて
千畳敷駅にて

望洋館さんでイカの丸焼きを買いました。この付近はイカが名産です。

千畳敷駅にて
千畳敷駅にて

さて、3分前には発車の合図、汽笛がなります。乗り遅れないように注意して下さい。

千畳敷~深浦

千畳敷を16時13分に出発した列車は深浦にむけて日本海の絶景を見ながら南下します。

五能線路線図

ここからは車窓からの景色をご紹介いたします。

千畳敷~大戸瀬
大戸瀬~風合千畳瀬
風合瀬~驫木
驫木~追良瀬
追良瀬~広戸
ここが五能線の有名撮影地

広戸~深浦の絶景区間、行合崎海岸(ゆきあいざきかいがん)です。列車はここで徐行運転を行います。

五能線車窓からの景色
五能線車窓からの景色
五能線車窓からの景色
五能線車窓からの景色

行合崎海岸の絶景区間を過ぎると2分程で深浦駅に到着です。

深浦~十二湖

千畳敷を16時13分に出発した列車は深浦にむけて日本海の絶景を見ながら南下します。

五能線路線図

列車は深浦の街を後にします。

この後、五能線は陸奥岩崎まで日本海沿いから少し離れます。

途中、夕日の露天風呂で人気の不老ふ死温泉の最寄り駅ウェスパ椿山に停車した列車は十二湖へ向かいます。

陸奥岩崎~十二湖間の車窓です。だいぶん日が落ちて来ました。

五能線車窓からの景色
五能線車窓からの景色

昼前の車窓からの景色もご紹介いたします。

五能線車窓からの景色
五能線車窓からの景色

十二湖には17時04分の到着です。この時間から十二湖に行くのは厳しいですね。十二湖(青池)は以前に訪れています。リゾートしらかみ号青池編成のページにてご紹介しています。詳しくは⇒リゾートしらかみ号青池編成をご覧ください。

十二湖駅~岩舘

十二湖を出発した列車は最後の絶景区間に向かいます。

大間越~岩舘間の絶景区間、大間越影の浜海岸~大間越海岸です。ここでも列車は徐行運転を行います。

ここでは昼間の車窓からの景色をご紹介いたします

五能線車窓からの景色
五能線車窓からの景色
五能線車窓からの景色
五能線車窓からの景色

岩舘~東能代

五能線路線図

リゾートしらかみ4号は岩舘駅を17時25分に発車。

八森付近の鹿の浦でやっと夕日のきれいな写真を収める事が出来ました。

ここでも八森付近の昼間の車窓からの景色をご紹介いたします

東八森駅を過ぎると五能線は日本海から離れます。

この後、バスケットボールで有名な旧名能代工業高校がある能代に停車して東能代に到着。

東能代~秋田

東能代は五能線の始発駅です。ここで列車はスイッチバックを行います。
6分停車したのち、八郎潟・追分と停車して秋田へ

秋田には定刻18時56分の到着。5時間06分の五能線の旅でした。

今回は天候にも恵まれ、列車の旅を満喫出来ました。五能線は日本海の絶景区間が長く見れる路線で何度来ても飽きないです。

リゾートしらかみ号の車内の様子や情報については別ページでご紹介しています。

詳しくは⇒リゾートしらかみ号くまげら編成をご覧ください。

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