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日光・鬼怒川へSL大樹号で。時刻表・予約方法・展望車両や座席などをご案内

SL大樹

観光列車SL大樹号に乗車してきましたので写真を交えながら、予約方法・運賃・料金・運転日・時刻・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子、見どころや車窓からの景色なども併せて記事に纏めましたのでご参考にしていただければと思います。実

目次

観光列車SL大樹号とは、どんな列車

2017年8月10日、東武鉄道のSL復活運転プロジェクトにより見事に復活したSL大樹。JR北海道C11-207号機を借り受けた形で運行を開始しました。現在SL3両体制で運転を行っています。沿線には世界遺産の日光東照宮や温泉地としても名高い鬼怒川温泉があり観光の足としても人気が高いです。2020年からは下今市ー日光間にも運転範囲を広めSLふたらとしても運行しています。ここからは車内の様子などをご紹介いたします。

車両の編成

SL大樹号は現在SL3両、ディーゼル機関車2両、旅客車両8両を日ごとに車両を変えて3両編成で運転しています。ここではSL大樹号の編成例をご紹介いたします。基本的な編成はSL+車掌車+客車3両+DE10です。下記は編成例です。

SL大樹編成表
SL大樹
上今市駅出発直後のSLふたら72号
SL大樹
小佐越付近を走行中のSL大樹1号
SL大樹
基本的な編成です。鬼怒川温泉駅で出発前のSL大樹
SL大樹
補機にDE10-1099
SL大樹
SL大樹デビュー当時の編成です。14系客車3両です。
SL大樹
14系の中間に12系展望車両の3両編成
SL大樹
14系3両編成ですが1・3号車は外観塗装が茶色です。
SL大樹
14系3両編成ですが2号車がドリームカーです。

このほかにも展望車両が茶色の編成もあります。写真が取れ次第UPしたいと思います。

使用車両

現在SL大樹号は牽引機のSLはC11-207、C11-325、C11-123の3両で運行しています。ここではSL大樹に使用される車両をご紹介いたします。

SL大樹

SL大樹デビューから在籍する207号機 JR北海道から借り入れている形で運行しています。SL大樹デビュー機です。

SL大樹

東武鉄道3両目のSL C11-123です。この車両は国鉄の所有車両ではなく江若鉄道が導入した蒸気機関車で元々車番はC11-1でした。今回、動態復元に伴い123と改番しています。この車両の復元工事は部品を新製するなどかなりの工事となり3年の歳月がかかりました。

 
このほかに325号機は写真が取れ次第UPします。

編成の補機として又、SLの故障や点検などでDL大樹として欠かせないのがディーゼル機関車です。

SL大樹
DE10-1099でSl大樹デビュー当時から在籍しています。
SL大樹
DE10-1109は2020年から運用に入っています。

最後に客車をご紹介します。

スハフ14-5
スハフ14-501
SL大樹
オハテ12-2

茶色の展望車(オハテ12-1)の写真は撮れ次第UPします。

SL大樹
オハ14-505
オハ14-505
SL大樹
スハフ14-1
SL大樹
オハフ15-1

車内へご案内

ここから座席表と共に写真を交えながら車内をご紹介いたします。

14系客車

必ず1号車と3号車に組み込まれる車両です。

SL大樹1号車
SL大樹2号車
SL大樹3号車
SL大樹車内
14系客車の全景です
SL大樹車内
座席の様子です。国鉄時代のままです。
SL大樹車内
座席を回転させた状態です。
 

12系客車展望車両

2021年から運行を開始しています。JR四国から譲り受けたオロ12を座席の取り換えと展望デッキを作りリニューアルしています。

SL大樹車内
車内の全景です。
SL大樹車内
座席の様子です。
SL大樹車内
展望デッキです。車内側から
SL大樹車内
展望デッキ。車端部側からです。

ドリームカー

2019年4月から運行開始しました。元、JR北海道の急行はまなす号で使用していた車両で座席はグリーン車からの転用です。その為、窓枠と座席が合っていない席があります。下今市側のデッキ前にはラウンジもあります。

SL大樹ドリームカー座席表
SL大樹車内
車内の全景です。
SL大樹車内
座席の様子です。写真のように窓度枠が被ってる席があります。
SL大樹車内
ラウンジの様子です。
SL大樹車内
ラウンジから車内を見ていあmす。

車内設備

トイレはあります。

観光列車SL大樹号の楽しみ方

ここからは観光列車SL大樹号での楽しみ方をご紹介します。

転車台

SL大樹号は下今市駅と鬼怒川温泉駅での蒸気機関車の方向転換を見る事が出来ます。ここでは方向転換の様子をご紹介いたします。

下今市駅

転車台は駅構内にある為、見学には乗車券又は入場券が必要です。

下今市駅の転車台は旧国鉄時代に山陰本線の長門市駅で使用されていた物です。
転車台で方向転換中のSL大樹

下今市駅の転車台入線時間は下記の通りです。

SL大樹2号12:10
SL大樹4号13:50
SL大樹6号16:40
SL大樹8号17:40

鬼怒川温泉駅

鬼怒川温泉駅の転車台は旧国鉄時代に三次駅(芸備線と2018年3月をもって廃線になった三江線の分岐駅)で使用されていた物です。

鬼怒川温泉転車台
転車台は駅前広場にあります。
鬼怒川温泉転車台
観光名所ですね。SLが方向転換する時間はかなりの賑わいです。
鬼怒川温泉転車台
鬼怒川温泉転車台

鬼怒川温泉駅の転車台入線時間は下記の通りです。

SL大樹1号10:40
SL大樹3号11:30
SL大樹5号・ふたら72号14:30
SL大樹7号15:55

乗車記念

ここではSL大樹号の乗車記念証をご紹介します。

デビュー当時に乗車した際の記念乗車証です。当時は1号~6号までデザインが違っていました。

これは4号に乗車した際に頂いた記念乗車証です

下今市 SL展示館

下今市駅の構内にはSL展示館の様子をご紹介いたします。

下今市駅
ホームから転車台・SL展示館への通路です
SL大樹の復活の軌跡が展示されています。

SL展示室、2Fの風景 機関車の仕組みや企画展示室、ジオラマなどが展示されています。

下今市駅
下今市駅
下今市駅
下今市駅

SL展示室、1F 休憩室の風景

下今市駅
テーブルも用意されているので駅弁も食べられます。
下今市駅
自動販売機もSL仕様です。
SL展示室から見た転車台と機関区
下今市駅
転車台広場 折り返しの為、一度引き込み線に入線

車内販売

SL大樹号では車内販売があります。乗車した際に購入した商品をご紹介いたします。

SL大樹車内販売
ごま復刻版で数量限定でした。
SL大樹車内販売
SL大樹車内販売
ミニタオルを購入しました。
SL大樹車内販売
車内販売メニューと買い物袋です。

オススメ座席

ここでは車両ごとにオススメ座席をご紹介いたします。

下り(大樹1,3,5号)1号車は奇数席、2・3号車は偶数席
上り(大樹2,4,6号)1号車は偶数席、2・3号車は奇数席
上記の席だと座った時に窓の仕切りが視界に入りません。
因みに窓側はA席・D席です。

個人的には車両の両端は台車があるため揺れやすく又、人の出入りが多く煩わしいので座席を選ぶ場合は車両の真ん中付近を選択しています。

観光列車SL大樹号に乗ったら訪れてみたい観光地

ここでは観光列車SL大樹号に乗ったら訪れておきたい観光地をご紹介いたします。

鬼怒川ライン下り

鬼怒川の渓谷美が楽しめる鬼怒川ライン下り。乗船乗り場は鬼怒川温泉駅から徒歩5分位です

鬼怒川ライン下り

料金:大人(中学生以上)3,500円 子供(4才以上)2,400円 幼児800円
ライン下りは30分 その後バスで乗船口に戻ります(30分)
始発は9:00

東武ワールドスクウェア

鬼怒川温泉の近くには世界の有名な遺跡や建造物を模型にして展示しています。アクセスは東武ワールドスクウェア駅下車目の前です。SL大樹は無論、特急列車も停まります。

世界遺産 日光の社寺

1999年に世界遺産に登録されました。登録の内容は日光東照宮・日光山輪王寺、日光二荒山神社の103棟の建造物群とそれを取り巻く遺跡です。すべてはご紹介出来ませんが幾つか写真を交えながらご紹介いたします。

輪王寺・東照宮・二荒山神社の位置関係は下記の通りです。

地理院タイル(基盤地図情報数値標高モデル)を加工して作成

日光駅から世界遺産めぐりバスが運行されていますが結構渋滞します。又、2025年は運行ルートも変更されているようです。

日光の社寺

少し距離はありますが東武日光駅から神橋まで徒歩25分位です。

アクセス

観光列車SL大樹号の始発駅は東武鉄道の下今市駅です。首都圏からは浅草か北千住で東武特急のスペーシアやリバティ・最新鋭のスペーシアXが便利です。JR利用の場合は新宿駅から直通の特急か東北新幹線であれば宇都宮で日光線に乗り換えて今市下車、徒歩10分位です。路線バスも運行しています。

観光列車SL大樹号に乗るには

観光列車SL大樹号は全車指定の為、予約が必要です。発売日・予約方法は下記を参照下さい。

発売開始日・予約方法・空席照会

SL大樹号の発売開始日は乗車日の1か月前の9時から前日までです。予約方法は下記の通りです。

予約方法:インターネット、電話、東武鉄道有人駅(押上・寄居を除く)、東武トップツアーズ及び主要旅行会社

運行情報

ここでは観光列車SL大樹号の運転日や時刻・停車駅などをご紹介します。

運転日 2025年8月まで

SL大樹号の運転日は基本的に毎日運転しています。運行スケジュールが日ごとに変わります。詳しくは下記をご覧ください。再度、東武鉄道のホームページでご確認下さい。

スクロールできます
 6月7月8月
Aパターン 5日・6日・12日・13日16日・17日・23日・24日・30日・31日
Bパターン3日~5日・10日~12日・17日~20日・23日~27日・30日1日~4日・7日~11日・15日~17日・21日
・24日・25日・28日~31日
1日・4日~8日・12日~15日・18日~22日・25日~29日
Cパターン 
Dパターン1日・2日・6日~9日・13日~16日・21日・22日・28日・29日9日~11日
Eパターン 26日・27日2日・3日
Fパターン 14日・18日
Gパターン 
Hパターン 19日・20日

運行パターン表は下記の通りです。

パターン運用使用機関車
AパターンSL大樹1号・2号・5号・6号
SL大樹3号・4号・7号・8号
SL2両
BパターンSL大樹「ふたら」71号・72号
SL大樹6号
SL1両
CパターンSL大樹1号・2号・5号・6号
DL大樹3号・4号・7号・8号
SL1両
DL1両
DパターンSL大樹1号・2号・5号・6号SL1両
EパターンSL大樹「ふたら」71号・72号
SL大樹1号・2号・6号・7号・8号
SL2両
FパターンDL大樹1号・2号・5号・6号DL1両
GパターンSL大樹3号・4号・7号・8号SL1両
Hパターン特別運行 

時刻・停車駅

SL大樹号の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記を参照してください。運転時刻・停車駅は東武鉄道のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。(SL大樹・DL大樹は同時刻です)

途中停車駅は東武ワールドスクウェア駅(ふたら号以外)

 出発時間到着時間
大樹1号下今市 09:33鬼怒川温泉 10:10
大樹3号下今市 10:29鬼怒川温泉 11:05
大樹5号下今市 13:30鬼怒川温泉 14:06
大樹7号下今市 15:01鬼怒川温泉 15:37
大樹2号鬼怒川温泉 11:14下今市 11:51
大樹4号鬼怒川温泉 12:53下今市 13:29
大樹6号鬼怒川温泉 15:41下今市 16:21
大樹8号鬼怒川温泉 16:45下今市 17:20
ふたら71号下今市 11:54東武日光 12:17
ふたら72号東武日光 13:03鬼怒川温泉 14:06

運賃・料金

SL大樹号は全区間 全車指定席 運賃の他に指定席料金が必要です。ここでは運賃・料金の1例を通常期料金でご紹介いたします。運賃・料金については東武鉄道のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。(単位:円)

大人子供
乗車券指定席料金乗車券指定席料金
下今市~鬼怒川温泉2701,000140300
日光~鬼怒川温泉3301,150170300

SL大樹号を往復乗車するのであればお得なフリー切符があります。「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」が便利です。
フリー区間:下今市~東武日光 下今市~新藤原
料金:大人500円 子供250円
発売箇所:日光線 下今市駅 日光線 東武日光駅 鬼怒川線 鬼怒川温泉駅

観光列車SL大樹号の撮影スポット

先頭ページに掲載している撮影場所は鬼怒川温泉駅から徒歩12~13分位の場所です。ここは煙が期待できません。

編成で紹介しているSLふたら72号の写真は上今市駅から日光方面に徒歩10分位です。又大樹1号の写真は小佐越駅から下今市方面に徒歩15分位です。

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