観光列車四国まんなか千年ものがたり号に2019年に乗車してきましたので写真を交えながら、予約方法・運賃・料金・運転日・時刻・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子、見どころや車窓からの景色なども併せて記事に纏めましたのでご参考にしていただければと思います。
観光列車四国まんなか千年ものがたり号とは、どんな列車
JR四国の本格的な観光列車の第二弾として2017年4月から運転を開始した「四国まんなか千年ものがたり」号。往路は「そらの郷紀行」として、復路は「しわせの郷紀行」として週末を中心に運行しています。車内では地元の食材を使った食事も楽しむことが出来ます。車両のコンセプトは徳島の昔の人々が楽しんでいた「遊山」を「四国まんなか千年ものがたり」歴史に思い馳せて、大人の洒落た小旅行を演出しています。運行経路は多度津から大歩危まで運行しています。ここからは車内の様子などをご紹介いたします。
車両の編成
キハ185系をリニューアル。3両編成で運行しています。


使用車両のデザイン




車内へご案内
ここから座席表と共に写真を交えながら車内をご紹介いたします。
1号車 春萌の章

車内の座席の基調は緑色です。






2号車 夏清の章 冬清の章
ダイニングコーナーがある車両です。座席はダイニングテーブルの要です。









3号車 秋彩の章

車内の座席の基調は橙色です。






車内設備
トイレの中もきちんと装飾されていました。


男女兼用トイレ | 1号車 |
女性専用トイレ | 1号車 |
多目的トイレ | 2号車 |
Wi-Fi | 利用可能です |
観光列車四国まんなか千年ものがたり号での楽しみ方
観光列車四国まんなか千年ものがたり号は途中駅のおもてなしや食事、車窓からの景色など事欠きません。復路「しわせの郷紀行」に乗車したので別ページでご紹介します。詳しくは⇒【乗車記】四国まんなか千年ものがたり号をご覧ください。
乗車記念



左の写真が記念乗車証と記念撮影用のボードです。
上の写真は「四国まんなか千年ものがたり」専用の車内検印です。
車掌さんに申し出て押してもらってください。
前面展望スペース
四国まんなか千年ものがたり号の運転席の後ろはイベントなどで使用できるようにスペースが空けられています。何もなければ前面展望を楽しむ事が出来ます。


観光列車四国まんなか千年ものがたり乗ってみた(乗車記)
2019年2月に復路「しわせの郷紀行」の大歩危⇒多度津に乗車して来ました。乗車レポートは別ページでご紹介しています。詳しくは⇒【乗車記】四国まんなか千年ものがたり号をご覧ください。
イベント・ニュース
四国まんなか千年ものがたり号は下記の日程はひまわり紀行で運転します。
2025年7月5日・6日・12日・13日
オリジナルカードのプレゼントやひまわり紀行限定のオリジナルドリンクの販売・塩入駅付近での減速運転などがあります
オススメ座席
「四国まんなか千年ものがたり」は座席には配慮が見受けれました。1号車と3号車は座席を交互に配置しているので、横向きシート以外は両方の景色を楽しむことが出来ます。個人的には4名BOXシートの方が大歩危峡・小歩危峡の車窓の景色を堪能出来るのですが、4名BOXシートは3名以上でないと予約が取れません。2名以下の場合は横向きですが1号車と3号車の1番A席がオススメですね。大歩危行きは1号車、多度津行きは3号車が先頭になるので前面展望が楽しめます。但し、冒頭でもご説明した通り座席を交互に配置しているのでどの席でもいいと思います。あとは2号車と1・3号車の座席が全然違うのでお好みで・・・
観光列車四国まんなか千年ものがたり号に乗ったら訪れてみたい観光地
ここでは観光列車四国まんなか千年ものがたり号に乗ったら訪れておきたい観光地をご紹介いたします。
大歩危
四国のまんなかにある渓谷がここ大歩危峡です。吉野川を挟んで両岸の岩は国の天然記念物になっています。大歩危峡の名前の由来の1節には大股で歩くと危ないから大歩危とも言われています。ここでは大歩危峡観光遊覧船を中心にアクセスや見どころ等をご紹介します。
遊覧船乗り場までのアクセスをご紹介します。JR四国 土讃線 大歩危駅から四国交通のバスが出ていますが1日7~8本ほどなので時間があれば徒歩でも行けます。川のせせらぎを聞きながら20分~25分ほどです。
- 営業時間:9時~17時 年中無休運行は随時ですが平日等、閑散期は30分位に運行しているようです。
- 所要時間:30分の船旅です。
- 料金:大人1,500円 子供750円(3歳~小学生)


金刀比羅宮
「こんぴらさん」で親しまれる金刀比羅宮。本宮の御祭神は大物主神と崇徳天皇です。参拝が始まったのは江戸時代 当時、庶民の旅行は禁じられていたが伊勢神宮と金比羅山参りだけは許されていたようです。表参道から本宮までの石段785段。この金刀比羅宮のアクセスや御扉開・御扉閉の時刻等見どころを写真を交えながらご紹介します。
JR四国 土讃線 琴平駅から表参道入口まで徒歩で7分ほどです。「ことでん」琴平線の琴電琴平駅からは徒歩で5分ほど。「ことでん」の方がちょっと近いですね。
御扉開・御扉閉の時刻
大門(境内の入り口) | 御扉開 午前6時 御扉閉 午後6時 |
御本宮 | 御扉開 午前7時 御扉閉 午後5時 |
奥社 | 御扉開 午前9時 御扉閉 午後4時30分 |
祖谷峡
日本三大秘境の1つ祖谷峡。かずら橋や小便小僧で有名な場所です。祖谷峡は藍よしのがわトロッコ号のページでご紹介いたします。詳しくは⇒藍よしのがわトロッコ号をご覧ください。
アクセス
四国まんなか千年ものがたり号の始発駅は多度津駅です。新幹線利用の場合は岡山駅から特急しおかぜ・南風を利用してください。飛行機利用の場合は高松空港が良いと思います。
観光列車四国まんなか千年ものがたり号に乗るには
観光列車四国まんなか千年ものがたり号は全車指定の為、予約が必要です。発売日・予約方法は下記を参照下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口 主な旅行会社で予約可能です。座席だけはインターネットで予約が出来ないのでご注意ください。
インターネット予約について
インターネットで予約の場合はJR四国の四国まんなか千年ものがたり号のページからご予約下さい。但し、四国内発着のJR往復セット券になります。
運行情報
ここでは観光列車四国まんなか千年ものがたり号の運転日や時刻・停車駅などをご紹介します。
運転日 2026年3月まで
四国まんなか千年ものがた号は金曜日・土曜日・休日に運転しています。運行情報は下記の通りです。運転日についてはJR四国のホームページや市販の時刻表を再確認下さい。
運行情報 | |
7月 | 金曜日・土曜日・休日に運転。但し、4日・11日の運転はありません。 |
8月 | 金曜日・土曜日・休日に運転。 |
9月 | 金曜日・土曜日・休日に運転。 |
10月 | 金曜日・土曜日・休日・月曜日に運転。 |
11月 | 金曜日・土曜日・休日・月曜日に運転。 |
12月 | 金曜日・土曜日・休日に運転。但し、26日~28日の運転はありません。 |
1月 | 土曜日・休日に運転。但し、1日・3日・4日の運転はありません。 |
2月 | 土曜日・休日に運転。但し、11日・23日は特別運行 |
3月 | 金曜日・土曜日・休日に運転。加えて23日・30日に運転 |
時刻・停車駅
観光列車四国まんなか千年ものがたり号の停車駅は下記の表をご覧ください。運転時刻と共に掲載しています。時刻表・停車駅は再度JR四国のホームページや市販の時刻表等で確認下さい。
列車名 | 出発時間 | 到着時間 | 備考 |
四国まんなか千年ものがたり 下り | 多度津 10:19 | 大歩危 12:34 | 途中停車駅 善通寺・琴平 |
四国まんなか千年ものがたり 上り | 大歩危 14:19 | 多度津 17:21 | 途中停車駅 善通寺・琴平 |
運賃・料金
観光列車四国まんなか千年ものがたり号は全区間、全車グリーン車指定席です。運賃の他にグリーン料金・特急指定席料金が必要です。ここでは運賃・料金の1例を通常期料金でご紹介いたします。運賃・料金についてはJR四国のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。(単位:円)
大人 | 子供 | 大人子供同額 | |||
乗車券 | 特急料金 | 乗車券 | 特急料金 | グリーン料金 | |
多度津ー大歩危 | 1,430 | 1,200 | 710 | 600 | 1,700 |
観光列車四国まんなか千年ものがたり号撮影スポット
先頭ページに掲載している画像も撮影場所は道の駅大歩危から撮影しました。