三陸鉄道の観光列車に2017年・2021年・2023年に乗車してきましたので写真を交えながら、予約方法・運賃・料金・運転日・時刻・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子、見どころや車窓からの景色なども併せて記事に纏めましたのでご参考にしていただければと思います。
三陸鉄道の観光列車とは、どんな列車
三陸鉄道では2形式4両の観光列車が運行しています。運行形態は様々で、企画列車を多く運転しています。中でも冬はこたつ列車が定期的に運転されています。
路線
三陸鉄道は総延長163㎞で南リアス線(盛~釜石)リアス線(釜石~宮古)北リアス線(宮古~久慈)の3線からなります。リアス線は旧JR山田線で2019年から三陸鉄道で運営しています。この219年から三陸鉄道の路線は全線でリアス線としています。ここからは車内の様子をご紹介いたします。
車両の編成
三陸鉄道の観光列車は3両の混成や1両で運転など様々です。
使用車両
使用車両の外観をご紹介いたします。
36-R1・2 さんりくしおさい


36-R3 洋風レトロ

36-Z さんりくはまかぜ

車内へご案内
ここから座席表と共に写真を交えながら車内をご紹介いたします。
36-Zさんりくはまかぜ





36-R3 レトロ車両



この車両には釜石方、盛方ともにキッズ用の運転席を設けています。


三陸鉄道の観光列車に乗れるツアー
ここでは三陸鉄道の観光列車に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。
![]() | クラブツーリズムはTOPページからクラブツーリズム 鉄道の旅特集で目的の列車を検索ください。 |
又、三陸鉄道では独自に企画列車を都度運転しています。詳しくは⇒三陸鉄道のホームページでご確認ください
三陸鉄道の観光列車に乗ってみた(乗車記)
2021年6月にプレミアムランチ号に乗車して来ました。


列車は久慈に向けて定刻に出発。すでに座席にはランチが配膳されていました。


宮古から久慈までの北リアス線は意外と海岸線を走りません。結構トンネルが多く、車内は三鉄さんの営業の方のトークがとても面白いのと3.11の震災の話もあり心を痛めたりと・・・
しばらく走ると宮沢賢治の童話グスコーブドリの伝記に出てくるカルボナード火山にちなん島越駅で停車です。


12時25分に島越駅を出発して途中普代駅に停車した列車は北リアス線の絶景区間で徐行運転です


徐行運転後、NHKの朝ドラ「あまちゃん」の駅、袖が浜(正式名称堀内)に停車です。


堀内駅を出ると海が見える所が少しありました。


約2時間 北リアス線を満喫して久慈には13時25分に到着しました。
2023年の洋風こたつ列車は別ページでご紹介しています。

三陸鉄道の観光列車での楽しみ方
ここからは三陸鉄道の観光列車での楽しみ方をご紹介します。車窓からの景色やおもてなし等は乗車記でご紹介しています。
乗車記念
企画列車で運転された際の記念乗車証をご紹介いたします。



2021年春に運転されたプレミアムランチ号に乗車した際の乗車記念です。
今回は乗車証明書の他に硬券の指定席が発行されました。



2023年の冬に運転された洋風こたつ列車に乗車した際の乗車記念です。
今回も乗車証明書の他に硬券の指定席が発行されました。
オススメ座席
三陸鉄道は海岸線を走りますが三陸海岸特有のリアス式海岸で起伏が激しく非常にトンネルが多い線区です。トンネルの合間にリアス式海岸の景色を見ることが出来ます。そこで座席は奇数席が良いと思います。ただし企画列車の運行が多く座席指定は難しいかもしれません。今回は乗車した際、予約の時も座席指定はできませんでした。予約の際は早めが良いかと思います。
イベント・ニュース
ここでは三陸鉄道で行われている企画やイベント・ニュースをご紹介いたします。
秋のあわび・まつたけ列車の運行
10月に「あわび・まつたけ列車」が運行されます。予約はインターネットで
盛発コース | Aあわび弁当セット6,600円 | Bあなご弁当セット4,500円 | C濱焼売弁当セット3,400円 |
釜石発コース | Dまつたけ御膳セット7,500円 | E大槌サーモン弁当セット4,400円 |
※すべてのコース往復利用はプラス600円増し・すべてセットに「さんりく星苺のパルフェのデザートが付きます。
車内イベント:地元住民による三陸自慢ガイド・記念乗車証プレゼント・絵馬用ホタテ貝のサービス
三鉄でつなぐ沿線縦断の旅
三陸鉄道の3種類の列車で久慈から盛までの乗り継ぐ三鉄ツーリストでツアーが企画されました。
日程:10月24日~25日・11月14日~15日の2回です
お問い合わせは三鉄ツーリストまで
三陸鉄道の観光列車に乗ったら訪れてみたい観光地
ここでは三陸鉄道の観光列車に乗ったら訪れておきたい観光地をご紹介いたします。
浄土ヶ浜
三陸鉄道の沿線には観光地は色々ありますが以前に訪れた浄土ヶ浜をご紹介したいと思います。最寄り駅は宮古駅です。路線バスでも15分程度です。訪れた時は遊覧船ではなくさっぱ船で周りましたのでその時の写真をご紹介いたします。




龍泉洞
日本三大鍾乳洞の1つ龍泉洞は岩手県岩泉町にあります。三陸鉄道の岩泉小本駅が最寄り駅です。
龍泉洞は総延長が4,088mで公開しているのは700mになり、多くの地底湖があることで知られています。


ここから洞内の様子を少しご紹介いたします。洞内は年中10℃前後なので軽装は控えた方が良いと思います。又深いので上り下り合わせて270段位の階段もあります。





龍泉洞の地底湖の水は1985年に名水百選に選ばれました。
龍河洞の水を使った地サイダーも売ってます。
- アクセス:三陸鉄道岩泉小本駅から路線バスで30分位(盛岡駅からJRバスも出てます所要は2時間10分)
- 営業時間:08:30~18:00(10月~4月は17:00まで)
- 料金:大人1,100円 小中学生550円
オススメ宿泊地
三陸鉄道の観光列車が走る近隣宿泊地をご紹介しています。
観光列車の旅は旅行会社のツアーがお得です
アクセス
三陸鉄道に乗るには、下記を参照下さい。各駅からの在来線は列車の本数が少ないです。行かれる際は計画的に。
久慈駅 | JR八戸から八戸線で終点が久慈駅です。 |
宮古駅 | JR盛岡駅から山田線で終点が宮古駅です。若しくはJR盛岡駅からバス。 |
釜石駅 | JR新花巻駅から釜石線 |
三陸鉄道の観光列車に乗るには
三陸鉄道の観光列車は企画列車で運行が多く基本的には予約制です。発売日・予約方法は下記を参照下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
WEBや三陸鉄道への電話での予約になります。詳しくは三陸鉄道のホームページでご確認ください
運行情報
ここでは三陸鉄道の観光列車で運行する企画列車の運転日や時刻・停車駅などをご紹介します。
運転日
運転日 | 運行区間 | |
秋のあわび・まつたけ列車 | 10月4日・5日・11日・12日・13日・25日・26日 | 盛~釜石 |
時刻表
盛 11:30発 | 釜石 12:30着 |
釜石 13:25発 | 盛 14:25着 |