観光列車パンダくろしお号に2024年に乗車してきましたので写真を交えながら、予約方法・運賃・料金・運転日・時刻・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子、見どころや車窓からの景色なども併せて記事に纏めましたのでご参考にしていただければと思います。
観光列車パンダくろしお号とは、どんな列車
287系のくろしお編成をラッピング変更して、2017年から運行を開始したパンダくろしおSmileアドベンチャートレイン編。ラッピングのコンセプトは旅に「ときめき」です。当初は2019年までの予定でしたが同年11月に2編体制に、さらに2020年にはサステナブルSmileトレイン編成が追加され現在3編体制で運行しています。アドベンチャーワールドのパンダが2025年6月に中国に帰る事になり去就が心配されましたが引き続き運行されるようです。ここからは車内の様子などをご紹介いたします。
車両の編成
287系特急型車両をラッピングして6両編成で運転しています。


Smileアドベンチャートレイン編成外観






サステナブルSmileトレイン編成 外観






車内へご案内
ここではSmileアドベンチャートレイン編成、サステナブルSmileトレイン編成の車内様子をご紹介いたします。
Smileアドベンチャートレイン編成
車内は通常のくろしお号の座席にパンダくろしお号専用のヘッドカバーを付けています。


又車内の出入り口のドアにもラッピングが施されているのでご紹介いたします。






サステナブルSmileトレイン編成


車内の出入り口のドアにもラッピングが施されているので少しご紹介いたします。






観光列車パンダくろしお号での楽しみ方
ここからは観光列車パンダくろしお号での楽しみ方をご紹介します。
車窓からの景色
パンダくろしお号が走る紀勢本線は太平洋の絶景が点在しています。車窓からの景色についてはWEST EXPRESS銀河号のページでご紹介いたします。詳しくは⇒WEST EXPRESS銀河号をご覧ください。
オススメ座席
パンダくろしお号が走る紀勢本線は太平洋の絶景が見える区間もあり車窓が楽しめます。海が見える座席は各号車D席です。
観光列車パンダくろしお号に乗ったら訪れてみたい観光地
ここでは観光列車パンダくろしお号に乗ったら訪れておきたい観光地をご紹介いたします。
熊野古道の玄関口
紀伊田辺駅からは世界最遺産の入り口、熊野古道。
熊野古道とは熊野三山(熊野速玉大社、熊野那智大社、熊野本宮大社)を目指す巡礼者は歩いた参詣道の事を言います。
紀伊田辺は熊野古道のルートの中で田辺から那智へ至る中辺路(なかへみち)の入り口です。
詳しくは熊野古道 中辺路などで知れべていただけると詳しわかると思います。
千畳敷・三段壁
白浜駅からは日本ジオパークに認定されている南紀熊野ジオパークの千畳敷と三段壁へ行くことが出来ます。
千畳敷は約1600万年前の隆起とその後の浸食によって現在の姿になっていると言われています。
明光バスの三段壁行きで20分 千畳口バス停、下車徒歩5分
アドベンチャーワールド
南紀白浜にはパンダで有名だったアドベンチャーワールドがあります。
動物園・水族館・遊園地が一体になったテーマです。特にジャイアントパンダの育成が有名でした。中国以外では飼育施設の中で繁殖実績が一番多かったそうです。
- アクセス:白浜駅から路線バスで10分
- 料金:大人(18歳以上)5,300円 シニア(65歳以上)4,800円 中人(12歳~17歳)4,300円 小人(4~11歳)3,300円
- (2024年11月現在の情報です)
アクセス
パンダくろしお号の始発駅は新大阪駅です。東海道・山陽新幹線が便利です。
観光列車パンダくろしお号に乗るには
観光列車パンダくろしお号は一部指定です。指定席を利用の場合は予約が必要です。発売日・予約方法は下記を参照下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口 主な旅行会社 インターネット(JR九州ネット予約、JR西日本e5489、JR東日本えきねっと)で予約可能です。インターネットで空席照会も可能です。シートマップも表示されるので(JR東日本えきねっとはシートマップは表示されません。)希望の席番を取る事も可能です。
運行情報
ここでは観光列車パンダくろしお号の運転日や時刻・停車駅などをご紹介します。
運転日
パンダくろしお号は毎日運転しています。1編成は固定列車で運転しています。時刻表・停車駅は下記を参照してください。詳しくはJR西日本のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。
時刻・停車駅
パンダくろしお号の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記の表を参照してください。運転時刻・停車駅はJR西日本のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。又もう1編成の運転時刻は運転日の前日18時頃にJR西日本X(旧Twitter)で配信しています。
列車名 | 出発時間 | 到着時間 | 停車駅 |
くろしお1号 | 新大阪 07:34 | 新宮 11:59 | 大阪・天王寺・日根野・和歌山・海南・御坊・紀伊田辺・白浜・周参見・串本・古座・太地・紀伊勝浦 |
くろしお25号 | 新大阪 18:44 | 和歌山 19:53(土曜休日は19:52) | 大阪・天王寺・和泉府中・日根野・和泉砂川 |
くろしお4号 | 和歌山 06:00(土曜休日は06:05) | 新大阪 07:19 | 和泉砂川・日根野・和泉府中・天王寺・大阪 |
くろしお26号 | 新宮 13:29 | 新大阪 17:53 | 紀伊勝浦・太地・古座・古座・串本・周参見・白浜・紀伊田辺・御坊・海南・和歌山・日根野・天王寺・大阪 |
運賃・料金
観光列車パンダくろしお号は全区間、一部指定席です。運賃の他に特急料金が必要です。ここでは運賃・料金の1例を通常期料金でご紹介いたします。運賃・料金についてはJR西日本のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。(単位:円)
大人 | 子供 | |||
乗車券 | 特急料金 | 乗車券 | 特急料金 | |
新大阪ー白浜 | 3,410 | 2,730 | 1,700 | 1,360 |
観光列車パンダくろしお号撮影スポット
パンダくろしお号の撮影スポットは多く紹介されています。ここでは先頭ページに掲載している撮影場所をご紹介いたします。撮影場所は紀伊日置駅を降りたら目の前の道路を右手に進んでください。一度、紀勢本線を潜ります。暫くすると安宅橋に出ます。その安宅橋の中間地で撮影しました。徒歩12~13分位です。