観光列車HIGH RAIL1375号に2017年・2019年に乗車してきましたので写真を交えながら、予約方法・運賃・料金・運転日・時刻・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子、見どころや車窓からの景色なども併せて記事に纏めましたのでご参考にしていただければと思います。
観光列車HIGH RAIL 1375号 とは、どんな列車
JR線で日本一標高の高い地点を走る、八ヶ岳高原線の愛称で知られる小海線。この小海線をHIGH RAIL1375が小淵沢~小諸まで1往復半、週末を中心に走っています。列車のコンセプトは「天空に一番近い列車」。雄大な八ヶ岳山麓の絶景を眺めながら小海線を楽しむ事が出来ます。車内では空や宇宙を感じさせる内装や星空映像・展望映像もお楽しみ頂けます。HIGH RAIL星空号では野辺山に40分停車して星空観察会も行われます。ここからは車内の様子などをご紹介いたします。
車両の編成
キハ110-108(1号車)とキハ100-29(2号車)をリニューアルして2両編成で運転しています。


使用車両


車内へご案内
ここから座席表と共に写真を交えながら車内をご紹介いたします。
1号車
1号車はペア席とBOX席を中心に多くの座席は窓に向いた仕様になっています。販売カウンターも併設されています。










1号車の展望スペースです。
座席はありません。
2号車
2号車はリクライニングシート座席でギャラリーを併設しています。






2号車のデッキに記念乗車証やスタンプなどが準備されています。
車内設備
トイレは2号車にあります。
観光列車観光列車HIGH RAIL1375号 楽しみ方
ここからは観光列車HIGH RAIL1375号での楽しみ方をご紹介します。
乗車記念
観光列車HIGH RAIL1375号には記念乗車証やスタンプが用意されています。
2017年に乗車の際の乗車記念をご紹介いたします。


2号車のギャラリー
ギャラリーの様子です。ここは常に開放されています。


車内Wi-Fi
「星空」「宇宙」にちなんだオリジナルコンテンツを配信しています。
車窓からの景色
観光列車HIGH RAIL 1375号の走る小海線は信州の八ヶ岳から千曲川を沿って佐久盆地を結ぶローカル線で、普通鉄道では日本一標高の高い駅がある野辺山駅など、標高1000mを超える地点を走るため、八ヶ岳高原線の愛称が付けられています。この小海線の車窓からの景色を少しご紹介いたします。
小淵沢→甲斐小泉
小淵沢を出発した列車は右に大きくカーブします。バックには甲斐駒ヶ岳の姿も。ここは撮り鉄さんでもかなり有名な撮影ポイントです。先頭でご紹介している写真もここで撮影しました。


清里→野辺山
いよいよ日本一標高の高い所に差し掛かります。その後は八ケ岳をバックに日本一標高の高い駅野辺山に向かいます。


野辺山→信濃川上
日本一標高の高い駅 野辺山を出発した後はしばらくは高原を走ります。


海尻→松原湖→小海
信濃川上を過ぎると千曲川と合流してしばらく千曲川と並行に進みます。


瀧岡城→太田部→中込
瀧岡城を過ぎると田園風景が広がります。奥には浅間山も見えてきます。


五稜郭と言えば函館を思い出しますが、実はこの信州にも五稜郭が存在します。ここ瀧岡城も星型の五稜郭です。現在は佐久市立田口小学になっています。瀧岡城駅から20分ほどで到着出来ます。近くには展望台もあります。展望台も駅から20分ほどです。残念ながら観光列車HIGH RAIL1375号が瀧岡城に停まりません。
この後、列車は小諸へ向けて市街地を走ります。
車内販売

1号車に販売カウンターが併設されています。
チョコウエハースクッキーを購入しました。
JR東日本ネットでエキナカ
事前予約制の限定のお弁当もあります。
オススメ座席
八ヶ岳が眺望できる観点からすると1号車シングルシートの1番~7番のD席が良いと思います。2号車は3番から7番のD席です。特に3番D席は1列シートです。その他で1号車のBOX席のAB席には窓が無いのでご注意を。又2号車の2番と5番も窓枠が被るのでお勧め出来ません。
予約状況
座席数も少ないことから、非常に混んでいます。日にちが決まれば1か月前の予約をお薦めします。
観光列車HIGH RAIL1375号に乗ったら訪れてみたい観光地・スポット
ここでは観光列車HIGH RAIL1375号に乗ったら訪れておきたい観光地をご紹介いたします。
小淵沢駅
小淵沢駅には展望台が併設されています。乗車前に訪れて見てはいかがでしょうか。八ケ岳・甲斐駒ヶ岳・天気がよけれな遠くに富士山も望めます。


国立天文台 野辺山
映画「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」にも登場した国立天文台 野辺山のパラボラアンテナ。ここでは電波望遠鏡を使って天体観測を行っています。
- アクセス:野辺山駅から徒歩30分
- 公開時間:08:30~17:00年末年始以外は無休
- 入場は無料です
JR線鉄道最高地点
野辺山駅から2.3kmほどです。野辺山駅前の観光案内所でレンタサイクルを借りれます。因みにレンタサイクルだと駅から10分程度行くことが出来ます。(但し往路はダラダラとした緩やかな上りです。)JR線鉄道最高地点までの行きすがら八ヶ岳が綺麗に見えますよ。




瀧岡城
五稜郭と言えば函館を思い出しますが、実はこの信州にも五稜郭が存在します。ここ瀧岡城も星型の五稜郭です。現在は佐久市立田口小学になっています。瀧岡城駅から20分ほどで到着出来ます。近くには展望台もあります。展望台も駅から20分ほどです。残念な事に観光列車HIGH RAIL 1375号は瀧岡城駅に停まらないんです。
小諸・懐古園
小諸城址の懐古園は城郭が城下町より低い位置にある「穴城」として有名で日本で唯一と言われています。日本の名城100選、さくら名所100選、日本の歴史公園100選にも選ばれています。園内は動物園と遊園地も併設しています。
- アクセス:小諸駅から徒歩3分
- 料金(共通券):大人500円、小中学生200円(2025年~2026年3月まで園内再整備工事で料金が変更になっています。
- 開園時間(懐古園):09:00~17:00
アクセス
観光列車HIGH RAIL 1375号の始発駅は小淵沢です。新宿駅から特急あずさ号が便利です。
観光列車HIGH RAIL 1375号に乗るには
観光列車HIGH RAIL 1375号は全車指定の為、予約が必要です。発売日・予約方法は下記を参照下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口 主な旅行会社 インターネット(JR西日本e5489、JR東日本えきねっと)で予約可能です。インターネットで空席照会も可能です。シートマップが表示されるので席番指定も可能です。【えきねっと】での予約はこちらからびゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと上の緑のバー一番左【きっぷ予約・変更】からお進みください。
運行情報
ここでは観光列車HIGH RAIL1375号の運転日や時刻・停車駅などをご紹介します。
運転日
HIGH RAIL 1375は金曜日・土曜日・休日を中心に運転しています。運行情報は下記を参照してください。運転日についてはJR東日本のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。
運行情報 | |
7月 | 土曜・休日に運転。その他18日・24日・25日・28日・31日に運転 |
8月 | 木曜・金曜・土曜・休日・月曜に運転。但し、15日の運転はありません |
9月 | 金曜・土曜・休日・月曜に運転。その他16日も運転 |
時刻・停車駅
観光列車HIGH RAIL1375号の停車駅は下記の表をご覧ください。運転時刻と共に掲載しています。時刻表・停車駅は再度JR東日本のホームページや市販の時刻表等で確認下さい。
列車名 | 出発時間 | 到着時間 | |
1号 | 小淵沢 10:39 | 小諸 12:53 | 清里・野辺山・信濃川上・小海・八千穂・臼田・中込・岩村田・佐久平 |
2号 | 小諸 14:46 | 小淵沢 16:59 | 佐久平・岩村田・中込・臼田・八千穂・小海・信濃川上・野辺山・清里 |
星空号 | 小淵沢 19:22 | 小諸 21:59 | 清里・野辺山・小海・中込・佐久平 |
運賃・料金
観光列車HIGH RAIL1375号は全区間 全車指定席。運賃の他に指定席料金が必要です。ここでは運賃・料金の1例を通常期料金でご紹介いたします。運賃・料金についてはJR東日本のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。(単位:円)
大人 | 子供 | |||
乗車券 | 指定席料金 | 乗車券 | 指定席料金 | |
小淵沢~小諸 | 1,520 | 840 | 760 | 420 |
観光列車観光列車HIGH RAIL 1375号 撮影スポット
先頭ページに掲載している撮影場所は小淵沢から徒歩35分位の所です。詳しい場所は下記の地図を参照ください。
