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観光列車あめつち号。運転日・時刻表・料金・予約方法・座席のご案内 

あめつち

観光列車あめつち号に2018年出雲市⇒鳥取まで乗車してきましたので写真を交えながら、予約方法・運賃・料金・運転日・時刻・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子、見どころや車窓からの景色なども併せて記事に纏めましたのでご参考にしていただければと思います。

目次

観光列車あめつ号とは、どんな列車

2018年7月 ~9月に開催された「山陰デスティネーションキャンペーン」に合わせて運行開始しました。2017年6月から運行開始した「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」に続き、『瑞風』よりさらに手頃に、身近に感じられつつ山陰を満喫できる列車として運行が開始されました。車両のコンセプトは「ネイティブ・ジャパニーズ」です。山陰地方は、神社、お酒、歌舞伎、相撲など、日本文化の様々なルーツがあるとされ、また多くの神話が誕生した地です。この自然や日本のルーツを、「ネイティブ・ジャパニーズ」というコンセプトで車両にデザインしているようです。列車名の由来は、山陰地方を舞台にした神話が多く書かれている古事記の、「天地(あめつち)の初発(はじめ)のとき」という書き出しの天地(あめつち)を取って列車にしています。ここからは車内の様子などをご紹介いたします。 

車両の編成

キハ47をリニューアルして2両で運転しています。

あめつち

エンブレム

出雲市の企業が作成したエンブレム。太陽・神々・白うさぎをモチーフにしています。

あめつちモチーフ
車両前面のエンブレム
あめつちモチーフ
車体側面のエンブレム

車内へご案内

ここから座席表と共に写真を交えながら車内をご紹介いたします。

1号車

あめつち1号車座席表
あめつち車内
車内の全景です。デッキ側から
あめつち車内
車内の全景です。運転席側から

車内の入口に展示されているもは出雲織と安来織です。

あめつち車内
あめつち車内
あめつち車内
あめつち車内
あめつち車内
1号車にはトイレが設置されていますが、洗面台は岩井窯で作られています。
あめつち車内
天井は因州和紙を採用しています。
あめつち車内
座席の様子です。テーブルには石州瓦が嵌め込まれています。
あめつち車内
2名BOX席の様子です。
あめつち車内

窓の上に神話にまつわる絵柄が彫り込まれていますが使用している木材は隠岐の黒松です。

2号車

あめつち2号車座席表
あめつち車内
車内の全景です。カウンター側から
あめつち車内
車内の全景です。運転席側から

2号車の出入り口には弓浜絣と倉吉絣が展示されています。

あめつち車内
あめつち車内
あめつち車内
2号車の天井の和紙も因州和紙を採用しています。
あめつち車内
窓の上の木材は智頭杉です。
あめつち車内
座席のシートカバーにもあめつちのロゴが入っています。
あめつち車内
山側の2名B席です。
あめつち車内
海側のカウンター席です。
あめつち車内
海側の4名BOX席です。
あめつち車内

2号車には物販コーナーがあります。カーテンに使用されている暖簾は西尾絞りです。

車内設備

トイレは1号車にあります。

観光列車あめつち号に乗ってみた(乗車記)

2018年12月に「あめつち~天地~」に出雲市から鳥取まで完全乗車してきました。

13時41分 列車は定刻 出雲市駅を出発しました。
あめつち車窓からの景色
すぐに最初の徐行区間 斐伊川を渡る斐伊川橋梁で徐行です。

 
斐伊川を渡ると直江駅です。早速、運転停車。18分です。直江駅を出ると宍道駅を通過して宍道湖が見えてきます。上りの「あめつち」は玉造温泉駅に停車します。玉造温泉駅を出ると次の停車駅 松江駅の手間で宍道湖の絶景区間に入り徐行を始めます。

あめつち車窓からの景色
あめつち車窓からの景色

しばらくすると松江駅です。松江駅でも旗を持ったお出迎えがありました。

あめつち乗車記念
お出迎え用の旗です。
あめつち
松江駅に停車中のあめつち号

 
松江駅を出発するとすぐに運転停車。東松江駅で14分です。これなら松江駅で長く停車した方がいいような気もしますが・・・(ダイヤの関係上、仕方がないのでしょうが・・改善の余地ありですね・・)この後、列車は日本庭園のランキング15年連続1位の足立美術館の最寄駅 安来駅を停車後米子駅に到着です。

米子駅

 
米子駅でも駅員の方のお出迎えです。

米子駅を出た列車は最後の徐行区間に入ります。名和駅付近で徐行です。

あめつち車窓からの景色
進行方向左手は日本海
あめつち車窓からの景色
右手に大山です。

その後は特に見どころもなく・・・途中、御来屋、松崎、泊、青谷と運転停車を繰り返します。特に泊駅ではスーパーはくとの回送列車に先に路を譲ります。せめてグリーン料金取ってる列車なんですからカラの列車に先行かせることないでしょ・・こんな感じなんで出雲市から鳥取まで4時間近くかかります。

「あめつち」は定刻 17時36分 鳥取に到着 です。

鳥取駅
あめつち

因みに現在はコナン駅で注目を浴びている由良駅や・山陰地方最古の駅舎がある御来屋駅でも下車できるので良くなりました。

観光列車あめつち号での楽しみ方

ここからは観光列車あめつち号での楽しみ方をご紹介します。

おもてなし

各コースのおもてなしや徐行区間などはイベント・ニュース欄でご紹介いたします。

乗車記念

2018年に乗車した際の乗車記念をご紹介いたします。JR西日本さんの観光列車はほぼ記念乗車を頂けますがあめつちの場合はチョット趣向が違います。

あめつち乗車記念
おみくじが配られます。
あめつち乗車記念
開けると中に車内スタンプが押せるようになっています。
あめつち乗車記念
記念撮影用のボードは2号車に用意されています。
あめつち乗車記念
あめつちの専用パンフレットも用意されています。
あめつち乗車記念

車内検印もあめつち号の専用です。

車窓からの景色

観光列車に乗ると車窓からの景色も1つの楽しみです。あめつちは現在、3種類のコースが設定されています。

あめつち(鳥取~出雲市)コースの車窓からの景色は乗車記でご紹介しています。又、宍道湖の車窓からの景色はサンライズ出雲・瀬戸号のページでもご紹介しています。詳しくは⇒サンライズ出雲・瀬戸号をご覧ください。

あめつち 因幡・但馬コースは別ページにてご紹介予定です。

車内販売

2号車には物販カウンターがあり地元のの特産品や飲み物やお土産・オリジナルグッズの販売を行っています。

あめつち乗車記念

乗車した際にあめつちどら焼きと

あめつちオリジナルグッズのピンバッジを買いました。

食事

事前予約制ですがスイーツやお弁当を購入する事が出来ます。予約は「tabiwa by WESTER」から

乗車した際は

山陰の酒と肴です。

詳しくはJR西日本の観光列車あめつち号のページを参照ください。

オススメ座席

なかなか窓枠と座席が綺麗に一致していない車両です。又種車のキハ47の車体を窓枠を更新していないので2段になった窓枠が非常に気になりますね。これからご紹介するお薦め座席はあくまでも個人的な意見なので・・ご了承ください。

1号車
カウンター席は2番AD席、4番D席、12番B席・4名BOX席は8番D席、10番A席・2名BOX席は1番A席、3番A席がいいと思います。

2号車
カウンター席は2番D席、4番A席、12番A席、14番A席、D席・4名BOX席は6番D席、8番A席・2名BOX席は3番A席、D席、7番D席、9番D席、11番D席、がいいと思います。全体では2名BOX席は1段高くなっています。そのため2段窓の枠が目線に入り個人的には気になる所です。グリーン料金を取るのであればこの辺は改善してほしかった所ですね。

イベント・ニュース

ここでは観光列車あめつち号の徐行運転区間やおもてなしがあり停車時間が長い駅などをご紹介します。鳥取⇔出雲市コースではコナン駅の愛称で人気の由良駅でもホームに降りて記念撮影が出来ます。

スクロールできます
列車名停車駅徐行運転
あめつち(鳥取~出雲市)由良・御来屋で運転停車ホームに降りれます日本海・大山・宍道湖・斐伊川が見える区間で徐行運転
あめつち 木次線 下り木次で10分程度停車しておもてなし田園風景や茶畑が見える区間で徐行運転
あめつち 木次線 上り出雲三成で10分程停車仁多特産市田園風景や茶畑が見える区間で徐行運転
あめつち 因幡・但馬 上り餘部で5~10分停車
あめつち 因幡・但馬 下り餘部で5~10分停車・浜坂・岩美は12分停車

運行開始7周年企画

2025年7月1日で運行開始7周年を迎えます。7月5日~9月1日に7周年特別記念乗車券~ウェルカドリンク引換券付き~を配布します。(先着2,000名)

観光列車あめつち号に乗ったら訪れてみたい観光地

ここでは観光列車あめつち号に乗ったら訪れておきたい観光地をご紹介いたします。

出雲大社

神様の中心、大国主大神様をおまつりしているのが出雲大社です。出雲大社の情報はサンライズ出雲・瀬戸号でご紹介いたします。詳しくは⇒サンライズ出雲・瀬戸号をご覧ください。

鳥取砂丘

鳥取駅からは日本最大の砂丘、鳥取砂丘へ行くことが出来ます。鳥取砂丘の情報はスーパーはくとのページでご紹介いたします。詳しくは⇒スーパーはくと号をご覧ください。

神話のふるさと

日本旅行の主催で神話のふるさとを巡る「たったら号(タクシー)」を運行しています。たたら製鉄の資料館や奥出雲そばを堪能出来ます。詳しくは⇒たったら号で検索

松江城

現存する天守は現在、日本に12城あります。その内の1つがこの松江城です。

ここから園内をご紹介いたします。

松江城
大手門です。ここから入城です。
松江城
大手門前には堀尾吉晴公の銅像がお出迎えです。
松江城
大手門をあがったところが城山公園です。
松江城
松江城

三の門です。右手に天守閣が見えています。

松江城
二の門です。二の門の隣には松江神社があります。
松江城
二の門の隣には松江神社があります。
松江城
一の門です。
松江城
一の門から城下を見ています。ここからいよいよ本丸です。
松江城

本丸から見た天守閣です。これから天守へご案内します。

足立美術館

日本画を中心とした美術館で120点にも及ぶ横山大観の作品と日本庭園が有名です。

足立美術館
足立美術館
まるで絵画のようです。
足立美術館
  • アクセス:安来市から無料シャトルバスで20分
  • 開館時間:09:00~17:30(4月~9月)10月~3月は17:00まで
  • 入館料:大人2,500円 大学生2,000円 高校生1,000円 小中学生500円

アクセス

観光列車あめつち号の起点駅は鳥取駅です。鳥取駅にはスーパーはくと号をお勧めします。前面展望も楽しめる列車です。スーパーはくと号は別ページでご紹介しています。詳しくは⇒スーパーはくと号をご覧ください。

観光列車あめつち号に乗るには

観光列車あめつち号は全車指定の為、予約が必要です。発売日・予約方法は下記を参照下さい。

発売開始日・予約方法・空席照会

乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口、主な旅行会社、インターネット(JR東日本えきねっと)で予約可能です。インターネットで空席照会も可能です。シートマップも表示されるので希望の席番を取る事も可能です。※えきねっとではグリーン車の申し込みは出来ません。

運行情報

ここでは観光列車あめつち号の運転日や時刻・停車駅などをご紹介します。

運転日

あめつち号は月曜日・土曜日・休日を中心に3コースに分けて運転しています。詳しくは下記を参照してください。運転日についてはJR西日本のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。

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 鳥取⇔出雲市鳥取⇔出雲市(上り米子止まり)木次線(米子⇔出雲横田)因幡・但馬(鳥取⇔城崎温泉)
5月19日10日.24日11日.12日.25日.26日17日.18日.31日
6月23日7日.14日.28日8日.9日.15日.29日.30日1日.21日.22日
7月21日.28日5日.12日6日.7日.13日14日19日.20日.26日27日
8月23日~25日30日31日2日.3日
9月15日6日.21日.27日1日.7日.8日.22日.23日.28日.29日13日.14日.20日

時刻・停車駅

あめつち号の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記の表を参照してください。運転時刻・停車駅はJR西日本のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。

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列車名出発時間到着時間停車駅
あめつち(鳥取~出雲市)下り鳥取 09:05出雲市 12:37倉吉・米子・安来・松江
あめつち(出雲市~鳥取)上り出雲市 14:05鳥取 17:53玉造温泉・松江・安来・米子・倉吉
あめつち 木次線 下り米子 08:17出雲横田 11:20安来・松江・玉造温泉・宍道・木次
あめつち 木次線 上り出雲横田 12:00米子 15:27出雲三成・木次・宍道・玉造温泉・松江・安来
あめつち 因幡・但馬 上り鳥取 09:00城崎温泉 10:48岩美・浜坂
あめつち 因幡・但馬 下り城崎温泉 12:27鳥取 14:19浜坂・岩美

運賃・料金

観光列車あめつち号は全区間、全車指定席です。運賃の他に指定席料金が必要です。ここでは運賃・料金の1例を通常期料金でご紹介いたします。運賃・料金についてはJR西日本のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。

列車名乗車券 大人乗車券 こどもグリーン券(大人・こども同額)
あめつち(鳥取~出雲市)2,640円1,320円1,990円
あめつち 木次線(米子~出雲横田)1,980円990円1,000円
あめつち 因幡・但馬(鳥取~城崎温泉1,340円670円1,000円

青春18きっぷでは乗車出来ません。ご注意ください。

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