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観光列車36ぷらす3号。各コースのおもてなしや車内ベントをご紹介

JR九州のD&S列車第12弾として2020年10月から運転を開始した36ぷらす3号。運行ルートが毎日かわります。5ルートにわけて35のエピソードで詰め込んで楽しめるように九州を周遊します。コンセプトは「九州のすべてがきゅーっと詰まった”走る九州”と言える列車」です。名前の由来は36は世界で36番目に大きい島、3は「お客様、走る列車の地域の方々、JR九州の社員」でぷらす3。合言葉は36+3=39(サンキュー!)感謝です。ここでは各コースのおもてなしや車内ベントうを中心にご紹介いたします。赤の路コースと黒の路コースには2021年11月、実施に乗車して来ましたので途中駅などの様子も写真を交えてご紹介いたします。又、予約方法・運賃・料金・運転日・時刻・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子・見どころなどは別ページにてご紹介いたします。詳しく⇒36+3をご覧ください。

目次

木曜日ルートは博多から一気に鹿児島中央まで運転します。途中、熊本駅では乗降が可能になっています。

運賃・料金

ここでは博多⇔鹿児島中央までの料金をご紹介いたします。(単位:円)子供の()は食事なし

プラン座席の種類大人子供
ランチプラン個室31,20026,100(19,100)
座席26,50020,200(17,900)
グリーン席プラン座席18,32013,460

運行情報

別ページにてご紹介しています。詳しく⇒観光列車36ぷらす3号。運転日・時刻表・予約方法・座席などをご案内

36ぷらす3号木曜日ルート赤の路コース お楽しみ 

ここからは36ぷらす3号のお楽しみをご紹介いたします。乗車記念は別ページにてご紹介しています。詳しく⇒観光列車36ぷらす3号。運転日・時刻表・予約方法・座席などをご案内

途中駅でのおもてなし1 玉名駅

赤の路コースの最初のおもてなし駅は玉名駅です。地元の方々の特産品の販売などがあります。11時15分ごろの到着で約20分の停車です。

観光列車36+3玉名駅
和仁産のえごま油と蜂蜜を買いました
観光列車36+3玉名駅
おもてなしでの賑わいの様子

途中駅 熊本

赤の路コース唯一の乗降駅熊本駅です。11:54に到着。出発は12:00です。現在、熊本駅からはかわせみ・やませみ、A列車で行こう、あそぼーいの3本の観光列車が発着しています。それぞれ別ページでご紹介しています。詳しく⇒かわせみ・やませみA列車で行こうあそぼーい!をご覧ください。

又、熊本と言えば名城熊本城があります。築城は加藤清正公です。現在、地震で修復中ですが是非、訪れてみたい所です。

途中駅でのおもてなし2 牛ノ浜駅

赤の路コースの2回目のおもてなし駅は牛ノ浜駅です。地元の方々の特産品の販売などがあります。14時25分ごろの到着で約20分の停車です。

観光列車36+3牛ノ浜駅

地元の方の特産品販売が行われています。

観光列車36+3牛ノ浜駅
駅前は有家海です

車内ベント

赤の路コースでは九州のお茶体験が設定されています。

観光列車36+3車内販売

14:50頃から開催されます。定員は14名です。

有料で2,500円(税込み)

予約は当日、ビュッフェカンターかオンラインで行います。

今回は参加はしませんでしたが、車内販売のブレンドキットを購入しました。おそらく、これを使用してるとも思います。

赤の路コースの振り返り

15:50ごろからマルチカーで本日の振り返りをディスプレイを使ってアテンダント方が行ってくれます。

観光列車36+3赤の路コース振り返り
観光列車36+3赤の路コース振り返り

車窓からの景色

赤の路コースは八代を過ぎるとおれんじ鉄道に入ります。ここからは他社線ですが運転士はそのままJR九州の方が運転をするそうです。暫くすると日奈久温泉を過ぎると有明海の絶景区間に入ります。乗車した日はあいにくの天候だったので車窓からの景色はおれんじ鉄道で運行しているおれんじ食堂のページを参照してください。詳しくは⇒おれんじ食堂をご覧ください。

食事

赤の路コースでは6号車の座席の食事プランで乗車しました。今回提供されたお弁当、日本料理たがみの特製山の幸弁当です。お弁当の提供は玉名駅を出発後でした。

観光列車36+3赤の路コースお弁当
観光列車36+3赤の路コースお弁当
観光列車36+3赤の路コースお弁当
観光列車36+3赤の路コースお弁当

個室プランの食事は熊本の四季折々を詰め込んだお重コースで花小町が提供されます。

36ぷらす3号に乗ったら訪れておきたい観光地

ここでは赤の路コースの終着駅、鹿児島中央駅から行ける観光地をご紹介いたします。以前に訪れた事があるので写真も交えながらご紹介いたします。

2015年7月に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の1つ集成館事業。この集成館事業は仙巌園内にある反射炉跡や旧集成館・旧集成館機械工場(現尚古集成館 本館)もふくまれています。つまり現尚古集成館 本館や反射炉跡がある仙巌園が大名庭園として、初めて世界遺産に登録されました。

  • アクセス:JR九州仙厳園駅から目の前
  • 営業日、時間:年中無休9:00~17:00
  • 入場料:大人1,600円 小中高校生800円
  • 所要時間、以前訪問した時は1時間ほどで回りましたがかなりタイトです。お土産もあるので2時間ぐらい欲しいですね。
仙厳園
御殿から見た桜島
仙厳園
鶴灯籠 この灯籠は斉彬が1857年ガス灯をともしたといわれています。

日本初のガス灯は1872年に横浜と言われていますがその前にすでに点灯していたようです。

仙厳園
尚古集成館
仙厳園
反射炉跡です。

又、鹿児島中央駅からは観光列車指宿のたまて箱号が運転しています。砂湯で有名な指宿温泉やJR最南端の駅西大山駅にも行くことが出来ます。別ページにてご紹介しています。詳しく⇒指宿のたまて箱号をご覧ください。

金曜日ルートは鹿児島中央から宮崎まで運転します。途中の乗降可能駅はありません。乗車記念は別ページにてご紹介しています。詳しく⇒観光列車36ぷらす3号をご覧ください。

運賃・料金

ここでは鹿児島中央⇒宮崎までの料金をご紹介いたします。(単位:円)子供の()は食事なし

プラン座席の種類大人子供
ランチプラン個室20,10017,400(10,400)
座席15,10012,700(9,200)
グリーン席プラン座席7,9605,630

運行情報

別ページにてご紹介しています。詳しく⇒観光列車36ぷらす3号。運転日・時刻表・予約方法・座席などをご案内

36ぷらす3号金曜日ルート黒の路コース お楽しみ 

途中駅でのおもてなし 霧島神宮駅

黒の路コースの最初のおもてなし駅は霧島神宮駅です。地元の方々の特産品の販売などがあります。12時50分ごろの到着で約25分の停車です。(実際に同コースに乗車しましたが、その時のおもてなし駅は青井岳駅でした。)

途中駅でのおもてなし2

赤の路コースの2回目のおもてなし駅は大隅大川原駅です。地元の方々の特産品の販売などがあります。13時25分ごろの到着で約45分の停車です。

観光列車36+3大隅大川原駅
観光列車36+3大隅大川原駅
地元のお茶工房も出店されていました。一つ
観光列車36+3大隅大川原駅
観光列車36+3大隅大川原駅
大隅大川原駅では太鼓でお出迎え。出発の合図は鐘です。

車内ベント

黒の路コースでは黒酢の紹介があります。

観光列車36+3黒の路車内ベント
観光列車36+3黒の路車内ベント
観光列車36+3黒の路車内ベント

14:200頃から2回開催されます。定員は1回20名です。

無料です

予約は当日、ビュッフェカンターかオンラインで行います。

振り返り

15:40ごろからマルチカーで本日の振り返りをディスプレイを使ってアテンダント方が行ってくれます。

観光列車36+3黒の路コース振り返り
観光列車36+3黒の路コース振り返り

車窓からの景色

黒の路コースは鹿児島中央駅を出発すると暫くすると錦江湾を望みながら桜島を望むこのコース最大の絶景区間に入ります。

観光列車36+3黒の路車窓からの景色
少し時間ですが徐行運転も行います。
観光列車36+3黒の路車窓からの景色
運が良ければイルカも見れます。

食事

黒の路コースでは3号車の個室食事プランで乗車しました。今回提供されたお弁当、フランス厨房 旬彩の松花堂弁当幸弁当です。

観光列車36+3黒の路コースお弁当
観光列車36+3黒の路コースお弁当
観光列車36+3黒の路コースお弁当
観光列車36+3黒の路コースお弁当

座席の食事プランは森の弁当やまだ屋の「かれい川弁当ぷらす3」が提供されます。

36ぷらす3号に乗ったら訪れておきたい観光地

終着駅の宮崎は南国情緒溢れる魅力ある街です。ここでは宮崎から行ける近場の観光地をご紹介いたします。

青島の周囲1.5Kmが境内になっていた海幸、山幸の神話で知られる縁結びの社として知られています。参道の横は「鬼の洗濯岩」言われる奇岩が広がります。

  • アクセス:日南線青島駅から徒歩10分
青島神社
青島神社

又、宮崎からは観光列車海幸山幸号が運転しています。太平洋を望める日南線の南郷まで運転しています。詳しくは⇒海幸山幸号をご覧ください。

36ぷらす3号土曜日ルート緑の路コース

土曜日ルートは宮崎空港から別府まで運転します。途中、宮崎・大分駅で乗降が可能です。

運賃・料金

ここでは宮崎空港⇒別府までの料金をご紹介いたします。(単位:円)子供の()は食事なし

プラン座席の種類大人子供
ランチプラン個室24,40020,600(13,600)
座席19,40015,900(12,400)
グリーン席プラン座席13,2209,260

運行情報

別ページにてご紹介しています。詳しく⇒観光列車36ぷらす3号。運転日・時刻表・予約方法・座席などをご案内

36ぷらす3号土曜日ルート緑の路コース お楽しみ

途中駅でのおもてなし 延岡駅

緑の路コースの最初のおもてなし駅は延岡駅です。延岡市の方々の特産品の販売などがあります。13時20分ごろの到着で約10分の停車です。ここは神が降臨したと言われる高千穂の玄関口です。

特別停車 宗太郎駅

秘境駅として有名になりました。現在は下り1本、上り2本のみ列車の発着があります。14時15分頃の到着で約10分停車です。

途中駅でのおもてなし 重岡駅

緑の路コースの2回目のおもてなし駅は重岡駅です。佐伯市の方々の特産品の販売などがあります。14時35分ごろの到着で約25分の停車です。

車内ベント

緑の路コースでは九州の梅体験が楽しめます。「梅酒づくり」「梅シロップづくり」が体験出来ます。時間は15時10分頃定員は14名。有料で梅酒づくりは2,000円、梅シロップづくりは1,500です。予約は当日、ビュッフェカンターかオンラインで行います。

車窓からの景色

写真はありませんが高鍋を過ぎると太平洋の大海原を楽しむ事が出来ます。又、都農駅を出るとリニアモーターカーの実験線が見えてきます。どちらも進行方向右手です。

食事

個室の食事は「季節料理かわの」特別懐石弁当~宮崎・季節の彩り~が提供されます。

座席の食事は宮崎の”わ”イタリアン、パッパカルボーネが提供されます。

36ぷらす3号に乗ったら訪れておきたい観光地

終着駅の別府は言わずと知れた有名温泉地です。別府では地獄めぐりをお楽しみください。地獄めぐりの様子は観光列車ゆふいんの森号のページでもご紹介いしています。詳しく⇒ゆふいんの森号をご覧ください。

36ぷらす3号日曜日ルート青の路コース

日曜日ルートは大分から博多まで運転します。途中、別府・小倉駅で乗降が可能です。

運賃・料金

ここでは大分⇒博多までの料金をご紹介いたします。(単位:円)子供の()は食事なし

プラン座席の種類大人子供
ランチプラン個室23,50020,000(13,000)
座席18,50015,300(11,800)
グリーン席プラン座席10,6807,490

運行情報

別ページにてご紹介しています。詳しく⇒観光列車36ぷらす3号。運転日・時刻表・予約方法・座席などをご案内

36ぷらす3号日曜日ルート青の路コース お楽しみ

途中駅でのおもてなし 杵築駅

青の路コースの最初のおもてなし駅は杵築駅です。杵築や国東半島の特産品の販売などがあります。11時25分ごろの到着で約15分の停車です。

途中駅でのおもてなし 中津駅

青の路コースの2回目のおもてなし駅は中津駅です。中津・耶馬渓にちなんだ特産品の販売などがあります。12時10分ごろの到着で約15分の停車です。

門司港駅 自由散策

門司港駅には13時40分頃の到着で約80分停車します。門司港の町を散策出来ます。ここでは80分間を利用して門司港を楽しめる門司港駅と鉄道博物館・門司港レトロを少しご紹介しています。

九州鉄道の起点駅として1891年に開設されました。駅舎は重要文化財に指定されていて現役の駅舎で重要文化財に指定されているのは当駅と東京駅のみです。2019年に大正時代の姿に蘇りました。ここでは門司港駅をご紹介いたします。

レトロな駅舎
駅舎内の様子です
昔の改札口も残ってます
歴史あるプラットホーム
鹿児島本線の起点0キロポスト
創建時からある幸運の手水鉢

車内イベント1

青の路コースでは金平糖の紹介があります。時間は13時50分頃。定員は20名。無料です。予約は当日、ビュッフェカンターかオンラインで行います。

車内ベント2

青の路コースでは小倉織風呂敷包み体験が楽しめます。時間は15時20分頃。定員は14名。有料で2,600円。予約は当日、ビュッフェカンターかオンラインで行います。

車窓からの景色

このコースは都市部に向かって行くため特にご紹介する。所はないんですが大分を出ると暫くは別府湾を望むことが出来ます。

食事

個室の食事は「日本料理 筑紫亭」日豊本線ガストロノミーが提供されます。

座席の食事は「四季の味 きんなん」のTAMATE箱が提供されます。

36ぷらす3号に乗ったら訪れておきたい観光地

終着駅の博多は九州最大の都市です。ここでは少し足を延ばして太宰府天満宮へ訪れてみてはいかがでしょうか。太宰府へは西鉄の観光列車「旅人」で行かれてみては。旅人と太宰府天満宮は別ページにてご紹介しています。詳しく⇒旅人をご覧ください。

又、西鉄では週末に観光列車THE RAIL KITCHEN CHIKUGO号を運転しています。この列車は世界的にも珍しいピザ窯を搭載しています。詳しく⇒THE RAIL KITCHEN CHIKUGO号をご覧ください。

36ぷらす3号月曜日ルート金の路コース(往路)

月曜日ルート往路は博多から佐世保まで運転します。途中、佐賀・肥前浜・武雄温泉・早岐駅で乗降が可能です。

運賃・料金

ここでは博多⇒佐世保までの料金をご紹介いたします。(単位:円)子供の()は食事なし

プラン座席の種類大人子供
ランチプラン個室20,80017,700(10,700)
座席15,80013,000(9,500)
グリーン席プラン座席7,5205,410

運行情報

別ページにてご紹介しています。詳しく⇒観光列車36ぷらす3号をご覧ください。

36ぷらす3号月曜日ルート金の路コース お楽しみ

途中駅でのおもてなし 肥前浜駅

金の路コースの最初のおもてなし駅は肥前浜駅です。日本酒の蔵元が駅付近に数多く点在する駅で日本酒の飲み比べや特産品の販売などがあります。12時42分に到着で約50分の停車です。こちらの駅は観光列車ふたつ星4047号もおもてなし駅で停車します。おもてなしの様子はこちら⇒【乗車記】ふたつ星4047号をご覧ください

途中駅でのおもてなし 上有田駅

金の路コースの2回目のおもてなし駅は上有田駅です。陶器の有田焼のふるさとです。併設のカフェなどでお楽しみ。15時30分ごろの到着で約15分の停車です。

車内ベント

金の路コースでは陶片体験が楽しめます。オリジナルのコースターに陶片を貼り付けます。時間は14時50分頃。定員は14名。有料で2,500円。予約は当日、ビュッフェカンターかオンラインで行います。

食事

個室の食事は「日本料理 ながおか」博多から西九州へご馳走御膳が提供されます。

座席の食事は「茶(さごう)」の西九州の美味を愉しむ郷包み箱が提供されます。

36ぷらす3号に乗ったら訪れておきたい観光地

終着駅の佐世保は海軍のイメージもある九州で9番目に人口の多いい都市です。又、金の路コースの早岐で下車すればハウステンボスにもほど近いです。佐世保バーガーも有名です。ここでは駅からほど近い九十九島観光公園や世界遺産に登録された黒島をご紹介いたします。

九十九島が一望で来る公園です。

  • アクセス:佐世保駅からバスで45分
  • 営業時間:8:00~20:00(3月~9月)、8:00~19:00(10月~2月)

36ぷらす3号月曜日ルート金の路コース(復路)

月曜日ルート復路は佐世保から博多まで運転します。途中、早岐・有田・武雄温泉・江北・佐賀・新鳥栖・鳥栖駅で乗降が可能です。月曜日ルートの復路コースは夕刻から夜間の運転の為、通常の特急列車の運行と考えても良いかと思います。車内ベントや途中駅でのおもてなし・食事プランの販売はありません。、走行時間も2時間30分程で佐世保を後続に出発する特急列車に抜かれます。

運賃・料金

ここでは佐世保⇒博多までの料金をご紹介いたします。(単位:円)子供の()は食事なし

プラン座席の種類大人子供
グリーン席プラン座席7,5205,410

運行情報

別ページにてご紹介しています。詳しく⇒観光列車36ぷらす3号。運転日・時刻表・予約方法・座席などをご案内

お子様向け車内ベント

全ルートでお子様向けに体験メニューが用意されています。

  • 名尾手すき和紙貼り付け体験 
  • シャボン玉石けんづくり体験
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